親は、家族の一員であると同時に、人生の先輩でもあります。年齢差があるほど、さまざまな経験を重ねているといえるでしょう。
ある日、「母親の奇想天外な発想に衝撃を受けた」とXで明かしたのは、古荘智彬(@jhsdthrow)さん。
どうやら母親は、新たにヒョウモンガメというカメを飼い始めたそうで、爬虫類に詳しい古荘さんへ、このような報告をしてきました。
「庭に放すと見失いやすいから、目印を付けることにしたよ」
ヒョウモンガメはその名の通り、甲羅にヒョウ柄のような模様があります。また、人間の飼育下では50cmほどの大きさで成長が止まるため、場所によっては紛れてしまうのでしょう。
人生経験が豊富で、視野の広い母親が思い付いた、とっておきの『対策』とは…。

なんと、カメの甲羅に旗を付けることでした!
ヒョウモンガメの動きを妨げないように工夫をした上で、母親は赤色の目立つ旗を装着。これなら、どこにいても目立つはずです。
母親の斜め上な発想に、「原始的すぎるだろ!」とツッコミを入れた、古荘さん。Xでも「さすがのひと言。『母は強し』…!」や「天才現る」といった声が続々と上がりました。

母親の愛が詰まった、立派な旗を背負っていることから、『ハタコさん』と呼ばれている、ヒョウモンガメ。
大きな先住カメであるアルダブラゾウガメと一緒に、今日も旗を背負いながら、元気よく前進していることでしょう!
なお、自身も爬虫類を愛する古荘さんは、2025年7月26日に、東京都渋谷区で爬虫類ショップ『The Origin』をオープン予定。
[文・構成/grape編集部]