麦茶は、夏の水分補給にぴったりの飲み物として、多くの人に親しまれています。
家庭やオフィスで麦茶を手軽に作れる麦茶パックですが、使用後はそのまま捨てている人も少なくないようです。
実はこの麦茶パック、再利用方法がSNSで注目されています。掃除や消臭といった日常の家事に役立つ活用例を見ていきましょう。
捨てる前に一仕事!麦茶パックで時短掃除
時短掃除や家事の裏技をInstagramで発信している、まゆ(mayu_kurasi)さんは、麦茶パックを再利用した掃除法を紹介しています。
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麦茶を煮出した後のパックを冷ましてから、水気をしっかり切っておいてください。
その状態でシンクを軽くこすって水で流しましょう。

シンクのくもり汚れが落ちやすくなるとのことです。

また、排水口に麦茶パックをひと晩置いておくと、麦茶のバクテリアの定着を防ぐ効果によって、ぬめりの軽減が期待できます。
ただ、放置するとカビの原因にもなるので、翌日の朝には取り出すなど工夫をしましょう。

さらに、コンロの掃除もできるのだとか。
麦茶に含まれる成分や細かい繊維質が油汚れに作用するため、シンクを磨いたり、コンロの掃除に適しているといわれています。

乾燥させれば消臭剤としても活用可能
使用後の麦茶パックの中身を容器に移し、600Wの電子レンジで約1分加熱すると、レンジ内のニオイいが取れるそうです。

レンジの機種や茶殻の状態により加熱時間が変わるため、様子を見ながら加熱してください。
乾燥した茶殻を、容器に入れて冷蔵庫や靴箱に置くと、消臭対策にもなります。

生ゴミの上に振りかけて使うのもよいでしょう。

これらは、麦茶に含まれるポリフェノールの抗菌、消臭効果によるもの。また、茶葉の繊維質がニオイの原因物質を吸着する働きが期待できるのです。
なお、麦茶から取り出したパックをそのまま放置すると、カビが発生するおそれがあります。取り出した後は、すぐに使用しましょう。
麦茶パックを捨ててしまう前に、まゆさんが紹介している活用法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]