小学校の国語の授業で行われる、習字。

『とめ』や『はらい』などの細かな部分まで意識することで、文字を美しく書く技術が身につけられます。

ただ墨汁を使うため、文字を書いている最中に、着ている洋服を汚してしまう子供もいるでしょう。

ある日、漫画家のSAKI(@SAKIDIY1)さんの息子さんも、習字の授業でズボンに墨汁のシミを付けてしまったそうです。

服に墨汁を付けた息子 2日後に、同じ服を着たワケに「発想が天才」「その手があったか」
ズボンに付いた墨汁のシミの写真

ズボンが黒色ならまだしも、息子さんが着用していたのはピンク色。かなり目立ってしまっていますね。

しかし、SAKIさんはズボンに『ある工夫』を施して、シミを目立たなくさせたのだとか。

洗剤や漂白剤を使って、シミを落としたのではなく…。

服に墨汁を付けた息子 2日後に、同じ服を着たワケに「発想が天才」「その手があったか」
ズボンに付いた墨汁のシミの写真
服に墨汁を付けた息子 2日後に、同じ服を着たワケに「発想が天才」「その手があったか」
ズボンに付いた墨汁のシミの写真

スタジオジブリのアニメ映画『となりのトトロ』に登場する、マックロクロスケの絵を描き、シミをイラストに同化させたのです!

まるでマックロクロスケが、黒い石を運んでいるようで、なんとも愛らしく見えませんか。

アイディアはさることながら、原作そっくりな絵のクオリティもすごいですよね。

ちなみにSAKIさんによると、イラストは一般的な油性ペンで描いたのだとか。

服に墨汁を付けた息子 2日後に、同じ服を着たワケに「発想が天才」「その手があったか」
ズボンに付いた墨汁のシミの写真

SAKIさんは、フロントに付いたシミの部分だけでなく、バックポケットにもマックロクロスケを1匹描いていました。

息子さんにこのズボンを見せたところ、よほど気に入ったのか、シミを付けた2日後にまた学校へ着て行ったそうです。

喜ぶ息子さんに対し、「一昨日着たばっかりやろがい」と優しくツッコミを入れた、SAKIさんでした。

持ち前の画力でシミをイラストに同化させるというアイディアを、Xに投稿したところ、なんと20万件以上の『いいね』が寄せられ、称賛の声が相次いでいます。

・発想が天才すぎる。すごすぎて腰を抜かしました。

・めちゃくちゃかわいい!今度マネさせてもらいます!

・センスがすごい。こういう機転が利く人になりたい。

・その手があったか…!アレンジが素敵すぎます。

SAKIさんの機転によって誕生した、息子さんの世界に1枚だけのズボン。

息子さんは「また何か描いてくれるのでは…」と期待して、再び、墨汁によるシミを付けてきてしまうかもしれませんね…!

[文・構成/grape編集部]

編集部おすすめ