2025年7月13日、『ミキティ』の愛称で親しまれているタレントの藤本美貴さんがバラエティ番組『ナインティナインの人生予習スゴロク』(日本テレビ系)に出演。
子供の芸能界入りについて、自分の考えを語ったところ、反響が上がりました。
藤本美貴、子供に「芸能界に入りたい」といわれたら…?
藤本さんは、2009年7月にお笑いコンビ『品川庄司』の庄司智春さんと結婚。2012年3月に長男、2015年8月に長女、2020年1月には次女を出産しています。
番組では、タレントの関根勤さんが、自身の娘で同じくタレントの関根麻里さんが芸能界入りを望んだ際、「やりたいならやればいい」と即答したエピソードを披露。
その流れで「ミキティならどうする?」と話を振られた藤本さんは、まったく異なるスタンスを明かしました。
一回断りますね。やっぱほかの選択肢もあるんじゃないのっていうのは、思うので。
(子供が芸能界に)興味が出始めたら、私はすごく仕事に行くのつまんなさそうにするって一回決めているんですよ。
テレビっていつも楽しそうじゃないですか。笑ってるから。
だから「はあ…行きたくない」っていって、家を出るっていう。それを入れようかなと思っています。
ナインティナインの人生予習スゴロク ーより引用
2001年、16歳で芸能界デビューを果たした藤本さんは、2003年にアイドルグループ『モーニング娘。
芸能界入りに際しては、両親からの反対はなかったそうで、「自分のやりたいことなら、自分で頑張りなさい」と背中を押されたといいます。
しかし、藤本さんは「親として、『ほかにも選択肢があるんじゃない?』って思ってしまうんです」と我が子の進路に対する率直な思いを明かしました。
若くして芸能界に飛び込んだ藤本さんは、厳しさも喜びも、身をもって経験してきたはず。
だからこそ、子供たちにも『芸能界=楽しいだけの場所』とは考えてほしくないのでしょう。
藤本さんの考えには、ネットでさまざまな意見が集まりました。
・両親が芸能人だから、興味を持たないほうが難しいかもね。ただ、親の仕事に憧れを持ってくれるのは悪いことではないよね。
・親として一度は反対する気持ちは分かります。どうせだったら、親の反対を押し切る覚悟を見せてくれたら嬉しい。
・芸能界はリスクもあるからね。一般人には分からない難しさもあるでしょう。
・芸能界で実際に活躍できるのは、ほんのひと握り。いろいろな仕事を見せてみて、それでもデビューしたければ応援するのがいいのではないでしょうか。
華やかに見える芸能界の裏側には、厳しさや不安定さも存在します。
藤本さんの言葉からは、芸能界の先輩や親としての深い愛情が伝わってきますね。
[文・構成/grape編集部]