パリっとおいしい春巻き。揚げたては食感もよくておいしいですよね。
しかし、春巻きを手作りすると、皮が中途半端に余ってしまうことはありませんか。
本記事で紹介するのは、そんな余った春巻きの皮をおいしく変身させるアレンジレシピです。
モランボン株式会社によると、なんと春巻きの皮は『クレープ生地』としても使えるとのこと!
材料は以下の通りです。
材料:1枚分
お好みの具材 適量
デザートクレープ
・バナナ
・生クリーム
・チョコレートなど
おかずクレープ
・ソーセージ
・きゅうり
・レタスなど
春巻の皮 1枚
モランボン ーより引用
春巻きとクレープ、確かに薄さは似ているような気がしますが、本当にクレープ生地として代用できるのでしょうか。
使用するのは、筆者の家の冷蔵庫に余っていた春巻きの皮です。

まずは『おかずクレープ』から作ってみましょう。筆者はレタスとウインナーを用意しました。

春巻きの皮はそのまま使うと少し固いので、全体を水で濡らします。
全体がしっとりとしたら、耐熱皿に敷いたクッキングシートの上にのせましょう。

クッキングシートにのせたまま、ラップをかけずに600Wの電子レンジで20~30秒加熱しましょう。
加熱したては熱いので、やけどには注意してください。

粗熱をとったら、対角線上に半分に折って二重にします。
レタス、ウインナー、お好みでマヨネーズやケチャップをかけたら折りたたんで完成です!

クレープの焼き色は薄めですが、見た目はクレープ店で売っている惣菜クレープのようです。
肝心の春巻きの皮は、しっとりもちもちで、パリパリの春巻きからは想像もできない食感!
小麦粉のシンプルな味わいなので、包む具材の味の邪魔にならず、『おかずクレープ』に合うかもしれません。

クレープといえば、やはりスイーツ系ですよね。具材としてイチゴとホイップクリームを使いました。

先ほどと同様に、電子レンジで加熱した春巻きの皮を2枚ずらして重ねたら、中央部分にホイップクリームとイチゴをのせていきます。

両端を畳むように包みます。

続いて端からくるくると巻いていったら完成!
中に入れるクリームとイチゴの量を欲張ったので、クレープというより、太ったロールケーキのようになってしまいましたが、よしとしましょう!
ラップで包んだら、30分ほど冷蔵庫で冷やしてからカットします。

春巻きの皮をクレープの代わりに使用しているので、真っ白でイチゴの色が映えますね!
冷蔵庫で休ませたことで、クリームと春巻きの皮の生地がなじみ、『おかずクレープ』の時よりもさらにしっとりしています。

クリームの甘味もほんのりと春巻きの皮に移っていて、クレープ生地としてまったく違和感がありません。
いわれなければ、春巻きの皮で作ったとは気付かないかも…!
春巻きの皮は揚げ物に使うものと思っていましたが、こんなにバリエーション豊富に楽しめるのですね。
使い道に困る余った春巻きの皮も、おいしく消費できそうです!筆者はあえて余らせたいとすら思いました。
意外とさまざまな料理に使える、春巻きの皮。
[文/キジカク・構成/grape編集部]