保存食の定番である乾パン。非常事態が起こらない限り活用されないことが多く、気付けば賞味期限が過ぎ、そのまま処分する人もいるでしょう。
そんな乾パンをもっと有効活用しようと、警視庁警備部災害対策課がXで紹介して話題となったのがスイーツ系のアレンジレシピ。
レシピには「すごいアイディア」「やってみたい!」などの声が集まっています。
気になった筆者が実際に作って、その味や仕上がりを確かめてみました。
備蓄していたあずき缶を買替えるタイミングで期限切れ近い乾パンとお汁粉を作ってみました!作ると言っても、お鍋にあずきと水を入れ少し煮立ったら乾パンを投入!グツグツ煮込んで15分。乾パンはやわらかくなったもの、芯が堅いままのもの、いろいろでした。個人的には「いいね!」な味でした! pic.twitter.com/QN0cdGgPfZ
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) May 23, 2018
なんと材料はたったの2つ、調理もシンプルで簡単に作れるそうです。
用意するのは、スーパーマーケットで販売されているあずきと乾パン。

ちなみに、あずきも保存食としても常備しやすく、あずきも常備しやすく、保存食としても最適なアイテムです。

まずは小鍋にあずきと、同量程度の水を入れて中火にかけます。あずきと水の量は1:1程度がベストのようです。
今回はあずき150g、水150gの割合で作ってみました。

あずきが煮立ってきたら、その中に好きな量の乾パンを投入しましょう。

このまま15分程度煮立たせます。慣れない見た目ですが、味のほうはどうなのでしょうか…。

しばらくすると乾パンは水分を吸って少しずつふやけ、時間の経過とともに柔らかくなっていきました。
あまり混ぜすぎず、煮汁が全体に染み渡るのを待つのがコツかもしれません。
15分程度煮立たせたら完成です!

煮込んだ乾パンは、外側がとろりと柔らかく、中心はやや食感を残した状態に。まるで白玉団子とビスケットの中間のような、不思議な食感です。
意外にもあずきの甘さと乾パンがよく合っていて、デザート感覚として食べるのにちょうどいいと感じました!特に子供に人気が出そうです。
実際に作ってみると、手間も少なく、鍋ひとつでできるのが魅力でした。
乾パンとあずき缶という手軽な食材だけで、ちょっとしたスイーツに変身するこのレシピ。
ローリングストックの一環として、試してみてはいかがでしょうか。
[文/キジカク・構成/grape編集部]