保存食の定番である乾パン。非常事態が起こらない限り活用されないことが多く、気付けば賞味期限が過ぎ、そのまま処分する人もいるでしょう。

そんな乾パンをもっと有効活用しようと、警視庁警備部災害対策課がXで紹介して話題となったのがスイーツ系のアレンジレシピ。

レシピには「すごいアイディア」「やってみたい!」などの声が集まっています。

気になった筆者が実際に作って、その味や仕上がりを確かめてみました。

なんと材料はたったの2つ、調理もシンプルで簡単に作れるそうです。

用意するのは、スーパーマーケットで販売されているあずきと乾パン。

「すごいアイディア」「やってみたい!」 話題の『警視庁レシピ』がこちら
乾パンの写真

ちなみに、あずきも保存食としても常備しやすく、あずきも常備しやすく、保存食としても最適なアイテムです。

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あずきの写真

まずは小鍋にあずきと、同量程度の水を入れて中火にかけます。あずきと水の量は1:1程度がベストのようです。

今回はあずき150g、水150gの割合で作ってみました。

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『乾パンお汁粉』を作る写真

あずきが煮立ってきたら、その中に好きな量の乾パンを投入しましょう。

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『乾パンお汁粉』を作る写真

このまま15分程度煮立たせます。慣れない見た目ですが、味のほうはどうなのでしょうか…。

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『乾パンお汁粉』を作る写真

しばらくすると乾パンは水分を吸って少しずつふやけ、時間の経過とともに柔らかくなっていきました。

あまり混ぜすぎず、煮汁が全体に染み渡るのを待つのがコツかもしれません。

15分程度煮立たせたら完成です!

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『乾パンお汁粉』の完成写真

煮込んだ乾パンは、外側がとろりと柔らかく、中心はやや食感を残した状態に。まるで白玉団子とビスケットの中間のような、不思議な食感です。

意外にもあずきの甘さと乾パンがよく合っていて、デザート感覚として食べるのにちょうどいいと感じました!特に子供に人気が出そうです。

実際に作ってみると、手間も少なく、鍋ひとつでできるのが魅力でした。

乾パンとあずき缶という手軽な食材だけで、ちょっとしたスイーツに変身するこのレシピ。

ローリングストックの一環として、試してみてはいかがでしょうか。

[文/キジカク・構成/grape編集部]

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