子供たちが、学校の授業から離れて、さまざまな体験をする夏休み。

給食がなくなるため、保護者は、子供たちの毎日の昼食に悩みますよね。

川崎市が、放課後児童クラブで昼食提供サービスを開始!

神奈川県川崎市は、夏休み期間中、同市内にある115か所全ての放課後児童クラブ『わくわくプラザ』で、昼食を提供するサービスを始めます。

『わくわくプラザ』は、同市立小学校に設置されており、同市内在住の児童であれば、誰でも利用可能です。

今までも夏休み期間中は利用が可能でしたが、給食がないため、各自で弁当を持参する必要がありました。

保護者からの要望を受けて、2024年に一部の施設で昼食提供サービスを試行実施したところ、反響があったため全施設に拡大したとのこと。

昼食代は、配送料など込みで1食600円程度。保護者がスマートフォンなどから、直接弁当事業者に注文します。

提供される弁当のイメージは、こちら!

「全国に広がってほしい」「とても助かる」 夏休み中の昼食提供サービスに反響
放課後児童クラブで提供される弁当
「全国に広がってほしい」「とても助かる」 夏休み中の昼食提供サービスに反響
放課後児童クラブで提供される弁当

成長期の児童の好みに合った、食べ応えのあるメニューですね。

ただし、一部の『わくわくプラザ』では、運営法人内の事務所で作る弁当を希望者に配布するため、対応が異なるとのこと。

保護者の負担軽減を目的とした取り組みに、ネット上ではこのような声が上がっています。

・夏場は弁当が痛まないか不安になるから、とても助かる。

・600円程度なら安い!全国に広がってほしいです。

・長期休暇中の昼食作りは、保護者負担が大きい…。

いいサービスですね。

同県横浜市でも、2024年から同市内の放課後キッズクラブ、放課後児童クラブで夏休み期間の昼食提供をしています。

2025年は、より子供の嗜好に合わせたメニュー内容にすることや、冬休み、春休みの実施も決めて、サービスの充実を図るそうです。

各自治体が昼食提供サービスを進めることで、長期休暇中も子供がバランスの取れた食事を口にでき、保護者の安心感も増すでしょう。

夏休み中もしっかりご飯を食べ、子供たちには元気に猛暑を乗り越えてほしいですね!

[文・構成/grape編集部]

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