何気なく行っている湯張り。しかし、栓をするタイミングによって、お湯の清潔さに違いが出ることを知っていますか。
毎日使うお風呂だからこそ、少しの工夫で気持ちよく過ごせる方法を、Instagramの投稿から紹介します。
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自動湯張りの最初の水は使わないのが正解
お風呂の湯張りについて紹介しているのは、さまざまなライフハックを数多く投稿している、かいほ(kaiho_kurashi)さんです。
お湯を溜める際、浴槽に栓をしてから自動ボタンを押す人は多いはず。しかし、実は自動湯張りで最初に出てくる水は使わないほうがよいそうです。
湯張りの最初に出る水は『捨て水』と呼ばれ、給湯管や配管の中に長時間とどまっていた古い水が含まれています。

配管内には、ホコリや汚れ、雑菌が付着している場合もあるため注意が必要です。
特に、数時間以上給湯器を使用していなかった場合には、雑菌が繁殖している可能性が高まります。
また、給湯管の材質や経年劣化によっては、サビなどの不純物が混ざることもあり、せっかくのお湯が台無しになるおそれがあるでしょう。
湯張りは『栓をするタイミング』が重要
きれいなお湯で湯船を満たしたいなら、栓をするタイミングが大切です。
まずは自動ボタンを押して、配管内の古いお湯をしっかり排出してから栓をしましょう。

多くの給湯システムでは、最初の水が出た後に一度止まるようになっています。

そのタイミングで栓をすれば、フレッシュなお湯だけで湯張りができるでしょう。

配管内の状態までは目に見えません。だからこそ、湯張り時の最初の対応が大切です。
1日の疲れを癒すバスタイムをさらに快適にするためにも、ぜひ試してみてください。
[文・構成/grape編集部]