厳しい夏を快適に過ごすには、エアコンが欠かせません。しかし、長時間使用すればするほど気になるのが『電気代』ではないでしょうか。

節電を意識してこまめに電源を切る人がいる一方で、「つけっぱなしのほうが節約になるのでは」と考える人も。

パナソニック株式会社(以下、パナソニック)のウェブサイトから、お得なエアコンの使い方を紹介します。

『つけっぱなし』と『こまめに電源オフ』どちらがお得?

つけっぱなし?こまめに切る? エアコン節電の正解に「盲点だった」「見直します」
エアコン本体にリモコンを向ける様子

※写真はイメージ

結論としては、『こまめに消す』よりも『つけっぱなし』のほうが、電力の消費を抑えられるとされています。

パナソニックが説明するその理由は、以下の通りです。

これは、室内の温度が高いときにエアコンの運転をオンにすると、お部屋を急速に冷やすために多くのパワーが必要になるためです。


パナソニック ーより引用

室内が適温になった後は、その温度を保つだけなので、多くの電力は必要ありません。

基本的には、『つけっぱなし』にして、エアコンの温度調節機能に任せるようにしましょう。

ただし、必ずしも『つけっぱなし』がお得とは限りません。

外の気温がそれほど高くない日は、エアコンを長時間運転し続けると、かえって電気代がかかる場合があります。

外気温が30℃前後の日は室温の上昇が緩やかなため、『こまめに消す』ことで効率的に節電できるでしょう。

『つけっぱなし』で気を付けたいポイント!

エアコンを24時間『つけっぱなし』にすると、モーターやコンプレッサーに負担がかかります。1日のうち数時間は電源を切ってエアコンを休ませましょう。

また、フィルターにホコリが詰まっていると空気の吸い込みが悪くなり、冷房効率が低下します。

『自動おそうじ機能』や『内部クリーン機能』を活用しつつ、2週間に一度を目安に、フィルター掃除を行うのがおすすめです。

気温に応じてエアコンの使い方を工夫すれば、快適さを保ちながら無理なく節電できます。暑さとうまく付き合いながら、夏を快適に乗り切りましょう。

[文・構成/grape編集部]

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