犬にとって散歩は、大好きな飼い主を独占できる貴重な時間です。
それゆえに散歩中、「帰りたくないよ」とその場から動かなくなってしまうことも、珍しくありません。
柴犬のまめたろうくんと暮らす飼い主(@mamemamemakmaki)さんが、Xに投稿したエピソードに、反響が集まっています。
ある日、まめたろうくんは散歩中に突然、地べたに座り込んで動かなくなってしまいました。

飼い主さんは20時で閉店するスーパーマーケット(以下、スーパー)に行く予定があったため、「早く出発しようよ」と、まめたろうくんをうながしていましたが、なかなか動きません。
そして、しばらく時間が経ち、まめたろうくんに変化が現れて…。

「よし!上半身が起き上がったぞ!あとちょっとだ」
なんと、伏せて休憩していた、まめたろうくんがムクッと上半身を起こしたのです!…しかし、あたりを見ると、日が暮れており、長い時間、抵抗をしていたことが分かるでしょう。
飼い主さんは「やっと出発ができる」と期待しましたが、そこからさらに『帰宅拒否』を続けたのだとか。
最終的に、説得に説得を重ねて、まめたろうくんが動き出したのは、19時40分頃。スーパーには奇跡的に間に合ったそうですよ。
飼い主さんによると、散歩中に動かなくなってから、なんと1時間30分もその場にとどまっていたといいます。
まめたろうくんと飼い主さんとの間で、熾烈(しれつ)な攻防戦が繰り広げられていたことが分かりますね…!
頑固な『座り込み作戦』には、8万件を超える『いいね』とたくさんのコメントが寄せられました。
・だいぶ日が暮れていて、笑った。
・ずっとここにいたと思うと涙が出てくる…。
・このまん丸いフォルムがまた最高。
・私も犬との散歩で毎回これ!
飼い主さんは、『帰宅拒否』をするまめたろうくんを抱っこするなどして、無理やり連れて帰ることもできたでしょう。
しかし、まめたろうくんが満足するまで、根気よく散歩に付き合ってあげたところに、飼い主さんの深い愛情が感じられますね!
[文・構成/grape編集部]