暑い夏に、口にしたくなるかき氷。さっぱりとした冷たい氷に、カラフルで甘いシロップがかかっていて、おいしいですよね。

しかし、食べ進めていくと、シロップがかかっていない部分が出てきて、「最初は味が濃くておいしかったのに…」と、少し物足りなさを感じたことのある人もいるでしょう。

2025年7月9日、倉戸みと(@mitragyna)さんは、X上に『かき氷の一番おいしいところ』を作れるレシピを投稿。

どこを食べても、必ずシロップがたっぷりかかった味がするといいます。

作り方はいたってシンプル。以下のことをするだけです。

『かき氷のシロップを、3倍に希釈して凍らせる

かき氷シロップと水を混ぜたら… 作ったものに「その手があったか」「天才だ」
かき氷

最後までおいしい部分が続くとは、聞くだけでも心が躍りますね。

倉戸さんの紹介するレシピを、実際に筆者が作ってみました。

『かき氷の一番おいしいところ』の作り方

まず、お好みの味のかき氷シロップを用意します。筆者は大好きなブルーハワイを使いました。

3倍に希釈するので、シロップが100㎖だとすると、水を200㎖入れます。

かき氷シロップと水を混ぜたら… 作ったものに「その手があったか」「天才だ」
かき氷シロップを希釈

希釈したシロップを、適当なサイズの保存容器に入れて、ひと晩凍らせます。筆者は、タッパーに入れました。

かき氷シロップと水を混ぜたら… 作ったものに「その手があったか」「天才だ」
タッパーに液を入れる

翌日取り出してみると、スプーンで簡単に削り取れる…とのことだったのですが、筆者は凍らせすぎたのか、かなりの固さになっていました。

凍らせる時間は、長くなりすぎないように注意したほうがいいかもしれませんね。頑張ってスプーンで砕いて、そのままシャーベット状になるまで混ぜていきます。

かき氷シロップと水を混ぜたら… 作ったものに「その手があったか」「天才だ」
ひと晩寝かせたかき氷

ある程度ほぐせたら、器に盛りつけて完成です!作る量が少なければ、小さなマグカップやコップによそうのもいいでしょう。

かき氷シロップと水を混ぜたら… 作ったものに「その手があったか」「天才だ」
かき氷をコップに盛り付け

ガラス製のコップに入れると、見た目も涼し気です。

かき氷シロップと水を混ぜたら… 作ったものに「その手があったか」「天才だ」
完成したかき氷

どれだけ食べ進めても、ずっと甘いシロップの味のままなので、最後までおいしくいただけました!

これは確かに、『かき氷の一番おいしいところ』といえるでしょう。

かき氷を自宅で作る時は、かき氷機を買わなければいけないイメージがありましたが、この作り方なら簡単に挑戦できますよ。

倉戸さんの画期的なアイディアに、感動する人が続出。8万件以上の『いいね』と、多くのコメントが送られました。

・『味の薄まらないかき氷』ができるってことだよね?天才か?

・普通のかき氷の100倍おいしい。

・めちゃくちゃいいです!最高だ!

・今、一番欲しかった情報です。真似します。

冷たくておいしいかき氷が冷凍庫にあると思うと、暑い日々が続く中でも、少しだけ仕事や勉強を頑張れそうですね。

あなたも、好きな味のかき氷シロップを使って、自宅でたくさん作ってみてはいかがでしょうか!

なお、倉戸さんは、8月16日に東京都江東区の『東京国際展示場(通称:東京ビッグサイト)』で開催される、イベント『コミックマーケット106』でレシピ本を頒布予定。

ほかにも、さまざまな同人誌を手掛けているとのことです。

[文・構成/grape編集部]

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