書類を留めるのに役立つゼムクリップ。ペラペラとめくって内容を確認しているうちに、クリップが外れてバラバラになってしまった経験はありませんか。
子供が持ち帰ってきた学校の書類や、会議で使う資料など、紙を留める時にはある工夫を取り入れるのがおすすめです。
簡単なのに外れにくいゼムクリップの使い方を、暮らしの『ストレス解消術』を発信している、まこと(hmakoto.lifestyle)さんのInstagramから紹介します。
ゼムクリップ2つでしっかり固定!
まことさんが紹介しているのは、シンプルなゼムクリップを2つ使って紙束をしっかりと留める方法です。早速そのやり方を見ていきましょう。
まずは通常どおり、1つを縦向きに付けましょう。

その後2つ目のクリップを、1つ目に対して垂直になるよう、横向きにセットしてください。たったこれだけで、格段に外れにくくなるでしょう。

まことさんは投稿の中で、紙をめくって引っ張り上げるような行動をとっています。

クリップ1つの時は簡単に外れてしまっていましたが、2つを垂直にはさむことで、強度が大幅にアップ。安定感があり、しっかりと固定されているのが分かります。
紙を元に戻しても、クリップの位置はまったくズレていませんでした。
しっかりと留まる理由とは?
ゼムクリップでまとめた複数枚の書類をめくり上げると、紙を動かす方向に強い力が加わります。
一般的なゼムクリップに滑り止め効果はないため、力が加わった方向にズレてしまうのは、ごく当たり前の現象だといえるでしょう。
しかし、2つのゼムクリップを垂直に付けることで、縦向きのクリップがズレてしまうのを横向きのクリップが抑え、安定感が増すという仕組みです。
同様の原理を利用した専用クリップも販売されていますが、わざわざ購入するのは面倒なもの。シンプルなゼムクリップを2つ使うだけで解決できる問題なので、ぜひ試してみてください。
[文・構成/grape編集部]