清潔感のある白いTシャツは、夏に大活躍のファッションアイテムです。
さわやかに着こなすためには、黄ばみや汚れのない美しい状態をキープすることが大切。
普通に洗濯しただけでは落ちない汚れには、洗濯のコツを意識するのがおすすめです。
Instagram上で、生活に役立つさまざまなアイディアを発信している、のあ(noa_kurashi)さんの投稿を紹介します。
黄ばんだTシャツは『過炭酸ナトリウム』で浸け置き
白いTシャツの首元には、汗や皮脂、ファンデーションなどが付着しやすく、時間の経過とともに黄ばみに変わります。
自然と目に入りやすい位置でもあるため、しっかりケアしたいところです。
のあさんのお気に入りの白いTシャツも、首元にはほんのり黄ばみ汚れが付着しています。

諦める前に、『過炭酸ナトリウム』を使った浸け置きを試してみてください。
『過炭酸ナトリウム』は、100円ショップなどでも手軽に購入できます。

まず、洗面器に50℃程度のお湯をためて、『過炭酸ナトリウム』をスプーン1杯ぶん投入しましょう。


両手に使い捨て手袋を装着して、全体をよくかき混ぜます。

Tシャツを入れたら、そのまま1時間放置しましょう。

最後に水ですすいでギュッと絞ってください。

頑固な黄ばみ汚れが、すっきり落ちているはずです。
あとは、普段どおり洗濯機で洗って仕上げてください。

過炭酸ナトリウムで黄ばみがすっきり落ちるのはなぜ?
白いTシャツの首元で気になる黄ばみ汚れの正体は、普段の洗濯では落とし切れなかった繊維の奥の汚れが酸化したもの。
酸素系漂白剤である『過炭酸ナトリウム』は、皮脂汚れや血液汚れに効果を発揮するので、繊維の奥まで効率よくアプローチできるでしょう。
また、塩素系漂白剤に比べて漂白効果は弱いため、色柄ものにも安心して使えます。
なお、『過炭酸ナトリウム』を50℃前後のお湯に溶かすと反応が進みやすく、汚れが落ちやすいそうです。使うお湯の温度にも配慮してみてください。
ただし、『過炭酸ナトリウム』がステンレス以外の金属と反応すると、変色や腐食の原因になる可能性があります。金属製の飾りが付いたTシャツには使用しないように、十分に注意しましょう。
黄ばみのあるTシャツは、のあさんが紹介しているお手入れ方法を試せば、白さが戻る可能性があります。
[文・構成/grape編集部]