災害は、いつ起こるか分かりません。だからこそ、防災グッズなどの備えは、日頃からしっかりとしておきたいものでしょう。
非常食については、賞味期限が近付いたら入れ替えるなど、『ローリングストック』が必要ですよね。
grapeのオフィスでも、備蓄品の見直しを行うタイミングがやってきました。

配布された備蓄品の中で、筆者が手に取ったのは、非常食の定番ともいえる『乾パン』。
そのまま食べてもおいしいですが、「せっかくなら、ちょっと楽しくアレンジしてみたい!」と調べてみたところ…。
賞味期限間近の乾パンをどうしたら美味しく食べられるかスマホで検索していたら、チョコレートドーナツのレシピを見つけました。小学生の子供と作ってみると、簡単で、ふわふわ食感に仕上がり、子供から美味しいと評判でした。材料が乾パンだけにお腹もパンパンになりました。 pic.twitter.com/ii9YfpznAy
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) January 19, 2025
なんと、乾パンで『ドーナツ』が作れるという情報を発見。
しかも、必要な材料は卵と豆腐だけだといいます。どちらもすぐに手に入る食材なので、早速チャレンジしてみることにしました!
乾パンで作る、チョコレート焼きドーナツ
筆者が用意した材料はこちらです。
【材料】
・乾パン 1缶
・卵 1個
・絹ごし豆腐 半丁
・チョコレート 2種類
・カラースプレー お好みで

なめらかな口当たりを期待して、豆腐は絹ごしをチョイス。小さめな卵を使用する場合は、2つ使ってもいいでしょう。
見た目もかわいらしく仕上げたかったので、100円ショップ『セリア』でカラースプレーも購入しましたよ。
まずは、ジッパー付きのポリ袋に乾パンを入れます。
一緒に入っているキャンディーは、ドーナツには使用しません。後で食べるために、別の袋などに除けておきましょう。

袋の上から、綿棒などで叩いて、乾パンを粉々に砕いてください。この時、袋の下に布巾などを敷いておくと、音が響きにくくなります!

次に、砕いた乾パンと卵、絹ごし豆腐をボウルに入れましょう。

全体がなじむまで、しっかりと混ぜてくださいね。
そして、本来なら生地をドーナツ型に入れたいところですが…お菓子作りをあまりしない筆者の家に、ドーナツ型はありません。
というわけで、アルミホイルで型を自作してみました!
ラップの芯など筒状のものにホイルを巻いて、中央に穴を作ります。

小皿などを使って形を整え、『ドーナツ型っぽい形』に仕上げていきましょう。

型に生地を流し入れ、180℃に予熱したオーブンで15分ほど焼きます。
加熱時間は様子を見ながら調整してみてくださいね。

焼きあがったら型から外し、溶かしたチョコレートをかけて、カラースプレーでデコレーション。乾パンで作る、チョコレートドーナツの完成です!

実際に食べてみると、ザクザクとした食感が楽しく、食べごたえ抜群。少し崩れやすいので、お皿にのせて、フォークを使って食べるのがおすすめです。
オヤツの時間、家族に出してみたところ、ペロッと完食!
「これ、乾パンで作ったんだよ」とネタばらしをすると「また食べたいから作って!」と好評でした。
乾パンを砕いたり、チョコレートでデコレーションしたりと、子供と一緒に作っても楽しめるでしょう。
定期的な備蓄の見直しのついでに、賞味期限が近付いた乾パンを使って、オヤツの時間を楽しんでみてくださいね!
[文・構成/grape編集部]