掃除をしたにもかかわらず、「汚れが残っている気がする」「すぐにホコリが舞ってしまう…」と感じたことはありませんか。
そんな掃除のモヤモヤは、マイクロファイバークロスで一気に解決できるかもしれません。
実は、マイクロファイバークロスはプロの掃除現場でも愛用されるほど、優秀なアイテムなのです。
本記事では、マイクロファイバークロスを使った掃除のコツを分かりやすく解説します。
マイクロファイバークロスの使い方

※写真はイメージ
マイクロファイバーとは、ポリエステルやナイロンなどを極細にした合成繊維のこと。
その繊維の細さは髪の毛の約100分の1ともいわれ、目に見えない微細なホコリや皮脂を絡め取る力に優れています。
ハウスクリーニングなどを行うアクティア株式会社の『カジタク』のウェブサイトでは、マイクロファイバークロスが、いかに掃除に適したアイテムであるかについて説明していました。
また、星型と三角形の尖った角で汚れを掻きだし繊維の間に細かい汚れを包み込むため、きれいに拭き取ることができるうえに汚れが再付着するのを防げます。
カジタク ーより引用
さらに吸水性も抜群であるうえに洗剤を使わずに掃除できるので、手肌や環境にやさしい点も嬉しいポイントです。
このような特徴のあるマイクロファイバークロスは、家中のあらゆる場所の掃除に活躍します。
1.窓ガラきだしスや鏡
窓ガラスや鏡は、マイクロファイバークロスでコの字型に乾拭きするだけで、クリアな仕上がりに。ガラス用洗剤は不要です。
付着した汚れをきれいに取り除けるうえに、拭き跡も残りにくいでしょう。
2.キッチン
電子レンジやコンロ周りの油汚れには、40℃前後のぬるま湯で濡らしたマイクロファイバークロスを使ってみてください。
この時、クルクルと円を描くように拭き取ると、頑固な汚れが落としやすくなるそうです。
3.水回り
シンク周りの水あかは、水で濡らしてかたく絞ったマイクロファイバークロスで拭きましょう。水滴や水あかのほか、ぬめりや石けんカスまできれいに落とせます。
洗剤を付けたマイクロファイバークロスを、スポンジ代わりに使うことも可能。しっかり泡立つので、毎日のお風呂掃除にも活用できます。
4.床
フローリングの拭き掃除にもマイクロファイバークロスが便利です。フロアワイパーに装着して掃除すれば、かがむ必要がなく手軽に掃除できます。
薄手のものを選べば装着しやすく、使い勝手がいいでしょう。
掃除を成功させるためのポイント

※写真はイメージ
マイクロファイバーの使い方は、乾拭きと水拭きの2つです。乾拭きはホコリ、水拭きは皮脂汚れや手あかを落とす時にそれぞれ適していることを理解しましょう。
水拭きをする場合、ビシャビシャに濡れた状態では拭き跡が残りやすく、効果が落ちる可能性があります。しっかりとかたく絞ったうえで使うのがポイントです。
また、マイクロファイバークロスは汚れを吸着する力が強いぶん、すぐに汚れてしまうのが難点。使い終わったら、早めに洗って清潔に保ちましょう。
洗濯する場合は中性洗剤で洗い、風通しのいい場所でしっかり乾燥させてください。
マイクロファイバークロスは100円ショップでも手軽に購入できるので、気軽に掃除に取り入れてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]