多くの炊飯器には、炊飯予約をはじめとする便利な機能がいくつも搭載されています。

例えば予約機能は、仕事後にすぐご飯を食べたい時に便利ですが、夏場は使い方に注意が必要です。

本記事では、ゆるり(yururi_ikuji)さんが2025年7月19日にInstagramで紹介した『炊飯テクニック』から、炊飯予約で気を付けるべきポイントを解説します。

食中毒のリスクを下げるためにも、夏場の注意点を確認しておきましょう。

8時間以上の『炊飯予約』はNG

夏場は、8時間以上の炊飯予約は避けたほうがよいでしょう。生米と水の状態で長時間放置すると、雑菌が繁殖しやすくなり非常に危険です。

例えば、朝にお米と水をセットして夜まで浸水させた場合、浸水中に菌が増殖する可能性があります。

出かける前にお米を浸水させて、冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

炊飯器の便利機能に潜む落とし穴 夏場は「要注意」「知らなかった」
冷蔵庫に入れる様子

帰宅後に『早炊き』すると、安心して炊き立てのご飯が食べられます。

炊飯器の便利機能に潜む落とし穴 夏場は「要注意」「知らなかった」
スイッチを押す様子

投稿はこちらで見られます

ご飯の入れっぱなしにも注意

炊飯したご飯を食べきれなかった場合、保温機能を使えばご飯のおいしさを保てます。

しかし、スイッチを切った状態でご飯を入れっぱなしにしておくのは、非常に危険なので避けてください。

気温が高い夏は、ご飯が傷んだり腐敗したりする危険性が高まり、食中毒にもつながりかねません。

炊飯器の保温機能を使うか、ご飯を冷凍保存するようにしましょう。

なお、長時間の保温もご飯が傷む原因です。炊飯器のメーカーが推奨する保温時間を守ってください。

炊飯器に搭載された便利な機能も、季節によっては危険と隣り合わせになる場合があります。

夏でもおいしく安全にご飯を食べるためにも、ゆるりさんがInstagramで注意喚起していたポイントを意識してくださいね。

[文・構成/grape編集部]

編集部おすすめ