味噌汁を作る時、意識していることはありますか。
日本の食文化の象徴ともいえる味噌汁は、シンプルでありながら奥深く『ほっとする味』です。
マルコメ株式会社(以下、マルコメ)のウェブサイトでは、いつもの味噌汁をもっとおいしくする『2つのコツ』を紹介しています。
『具材を入れる順番』と『煮えばな』が大切
マルコメによると、具材が複数ある場合は『入れる順番』が大切なのだそうです。
例えば、ニンジンや大根、ゴボウのような根菜は、火が通りにくいため、最初に鍋に入れます。
一方で、火が通りやすい葉物や、崩れやすい豆腐、香りを楽しみたいネギなどは、仕上げのタイミングで加えるのがポイントです。

※写真はイメージ
さらに、温度も注目しましょう。火を止めるタイミングは『煮えばな』が理想とされています。煮えばなとは、沸騰直前の状態で、およそ95℃程度のことです。
このタイミングで火を止めてお椀によそえば、食卓で食べる頃には味噌汁がおいしいと感じやすい約75℃に下がっているのだとか。
下の記事では、煮えばなについても詳しく解説しています。
定番料理をもっとおいしく、作りやすくする裏技
作り慣れている定番料理は、失敗しにくい一方で変化がありません。「なんか変わった?」と聞かれるような、簡単なのに効果抜群の裏技を紹介します。
具だくさんの『おから煮』
栄養満点の副菜『おから煮』は、パサついたり味が濃くなったりと、意外と難しい一品です。
一度で味をしっかり決めたい人は、Instagramで野菜料理のレシピを発信している、イソカカ(isokaka.kyoto)さんのレシピを参考にしてみてください。
レンコンやゴボウなど、6種類の具材が入っているので食べ応えも十分。作り置きのおかずとしてはもちろん、お弁当にもぴったりです。
記事では、材料から作り方まで詳しく紹介しています。
『味染み肉じゃが』を時短で作る方法
しっかり味が染みた肉じゃがを作るには、通常はじっくりと煮込む必要があります。
時間がないという時に試してほしいのが、アイリスオーヤマ株式会社(以下、アイリスオーヤマ)のTikTokアカウント(irisohyama_official)で紹介している方法です。
一般的には『水』で具材を煮込みますが、アイリスオーヤマが紹介する方法は『炭酸水』で煮込みます。
炭酸水に含まれる炭酸ガスが、食材に味を染み込みやすくして、うまみや香りをより引き出してくれるのだそうです。
ホワイトソースを高速で上手に作る裏技
ホワイトソースは時間がかかる上に『ダマ』になりやすく、手作りに苦手意識を持つ人も少なくありません。
そのような時におすすめなのが、まり(mr06home)さんがInstagramで紹介している、『シェイカー』で作るホワイトソースです。
使うシェイカーは、100円ショップで手に入るプラスチック製のもので問題ありません。
作り方は、牛乳と小麦粉をシェイカーに入れてしっかり振ったら、そのまま具材を入れた鍋に加えるだけ。手軽で失敗しにくい方法です。
[文・構成/grape編集部]