2025年7月31日に開催された、プロ野球チーム『北海道日本ハムファイターズ』対『福岡ソフトバンクホークス』の試合では、歌手のGACKTさんが始球式を務める…予定でした。

言葉の通り、務める予定だったものの、GACKTさんは球を投げることはなかったそうです。

始球式で、ゲストのGACKTさんが球を投げないとはどういうことなのでしょうか。

その全貌は、『北海道日本ハムファイターズ』のXアカウントで公開されていました。

マウンドに立つGACKTさん。投げようとした瞬間、「そのファーストピッチ、ちょっと待ったー!」とどこからともなく声が聞こえてきました。

その声の主は…エアーロックバンド『ゴールデンボンバー』の鬼龍院翔さん!

GACKTさんは、2024年にも始球式でボールを投げていましたが、大きく外れてしまい、自分自身でも「マジであれはひどかった」というほどでした。

そのため、鬼龍院さんは「あなたには任せられない。去年のあんなものを見せられたら…」と、始球式の交代を願い出ます。

GACKTさんは、「この1年めちゃくちゃ練習してきたんだよ。ここでおいしいところ、持っていくなよ」といいながらも、鬼龍院さんにボールを渡してバトンタッチ。

「元野球部なんで」と胸を張る鬼龍院さんがマウンドに立つと、バッターの変更がアナウンスされます。

バッターは、なんとGACKTさんが務めるというのです!

GACKTさんは、「お前、マジでボールを当てんなよ!」と、ピッチャーの鬼龍院さんに注意をし、師弟コンビで始球式を披露。

鬼龍院さんが投げたボールは、大きく外れる結果に。しかし、GACKTさんは笑顔を見せ、ベンチで見守っていた清宮幸太郎選手は拍手を送っていました。

GACKT、鬼龍院翔を称賛した理由は?

始球式終了後、鬼龍院さんはコスプレをして、北海道日本ハムファイターズを応援するファイターズガールによる話題の『きつねダンス』も踊っていったとか。

自身のXでは「GACKTさんの投球を楽しみにしていたみなさん、すみません!」と謝罪し、「来年、GACKTさんのリベンジを期待しております!」と、コメントしています。

リベンジの際には、「ひっそりと応援させていただきます」と約束していました。

また、GACKTさんは、「去年の悪夢…黒歴史を払拭するための1年」と、かなり投球練習をしていたようで、「球速何キロまで出せるのかを試そうと思っていた」と明かします。

GACKTさんは、始球式終了後に楽屋で意気消沈していたとか。

しかし、鬼龍院さんが『きつねダンス』を満面の笑みで踊っているのを見て「コイツ、すげぇヤツだ…」と感心したといいます。

「ある意味、心打たれてしまった。やっぱアイツ、スゲェわ。ボクもまだまだ甘い」と、鬼龍院さんに圧倒された様子を見せていたGACKTさん。

師弟コンビの活躍に、ネット上ではこのような声が上がっていました。

・GACKTさんの振る舞いがすごかった。いつもほほ笑ましいコンビ。

・後輩の無茶ぶりを笑顔で応える先輩、素敵です。

・これぞエンタメ!来年もお待ちしております。

・バッターボックスに立つGACKTさん、かっこよかったです!

2026年も始球式の機会があれば、GACKTさんは、2年越しのリベンジとなるでしょう。

球速何キロが出るのか、期待をして待ちたいですね!

[文・構成/grape編集部]

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