暑い時期は、お弁当の食中毒リスクが高まります。特に、傷んでいるかどうかを自分で判断しにくい子供用のお弁当は、心配な人が多いでしょう。
生活の工夫をInstagramで多数発信している、ぐみ(gumi.kurashi)さんの投稿から、食中毒のリスクを減らすポイントに加えて、お弁当を崩さずに持ち運ぶコツを紹介します。
※動画はInstagram上で再生できます。
水分対策のコツ
食中毒予防の基本は、『水気を減らす』ことです。水分があると、そこから食中毒の原因菌が繁殖してしまいます。
ぐみさんが紹介している方法の1つが、調味料から水分を出さない工夫です。
調味料には多くの水分が含まれています。そのため、おかずに調味料をかけてしまうと、食中毒の原因になることも。
そこでぐみさんは、食品用ラップを使って、調味料を別添えする方法をおすすめしていました。
まずは、小皿にラップを敷き、その上に調味料を出しましょう。

口をねじって閉じたら、余った部分を外側に広げて折り返してください。

この状態でお弁当の隙間に詰めれば、調味料が周囲に広がりません。

一緒に入れておいたピックでラップに穴を開ければ、調味料を絞り出せるので、食べる時にも便利です。

ラップでお弁当がの崩れを防止
子供にとって、お弁当を崩さずに持ち歩くのはなかなか難しいもの。
お弁当が崩れてしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、仕切りが崩れて食材が混ざり合うことで水分や油分が広がり、食中毒のリスクが高まることもあります。
そのような時におすすめなのが、食品用ラップを使った予防策です。
お弁当の蓋を閉める前に、ラップを1枚被せてください。

おかずやごはんに密着させましょう。

ラップの端がはみ出るように蓋をすればOKです。
激しく振ったりひっくり返したりしても、お弁当はグチャグチャになりません。

普段行っている基本的な対策に加えて、ぐみさんが紹介している方法を取り入れてみてください。ちょっとした工夫で、暑い季節も安心して乗り切れますよ。
[文・構成/grape編集部]