バナナをキッチンに置いておくと、追熟している証拠の『シュガースポット』が皮の表面に出てきます。
黒いはん点がポツポツ出ている状態は、バナナがもっともおいしいとされるタイミング。しかし、これを超えると皮が真っ黒になり、実も崩れ始めます。
おいしい状態を少しでも長くキープしたい人に試してほしいのが、『ズボラ術』を発信している、まき(maki30.hack)さんがInstagramで紹介している保存方法です。
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バナナは『つぶして』冷凍する
バナナが冷凍できることを知っている人は多いでしょう。
常温で保存したバナナの賞味期限は3~5日。一方、冷凍したバナナは約1か月なので、バナナを長持ちさせるなら冷凍保存がおすすめです。
まきさんが紹介する方法の特徴は、平たくつぶすこと。こうすることで、より食べやすくなるのだとか。
まず、作業台の上にラップを広げてください。

皮をむいたバナナを中央に置きましょう。

バナナの外側に1cmくらいの隙間ができるように、四方を包みます。

バナナを包み終わったら、平らになるようにバナナを手のひらでつぶしてください。

塊が少し残るくらいになればOKです。ジッパー付き保存袋に入れ、冷凍庫で凍らせましょう。

凍ったものを使う時は、必要なぶんだけ手でカットしてください。

まきさんおすすめの食べ方は、凍ったままのバナナとヨーグルトを合わせた『冷凍バナナヨーグルト』です。
【材料】
・バナナ 2本
・ヨーグルト 大さじ2~3杯
・ハチミツ 大さじ1~2杯

凍らせたバナナを牛乳の入ったグラスに入れ、かき混ぜれば『バナナミルク』にもなります。


まきさんいわく、冷凍庫から出してすぐの状態よりも、少し溶けたくらいがおいしいのだとか。
アレンジもしやすいので、バナナを冷凍する時は平たくつぶしてみてくださいね。
冷凍バナナの解凍方法
バナナは完全には凍らないので、そのまま食べても問題ありませんが、「もっと柔らかくして食べたい」「スイーツや料理に使いたい」という場合は、解凍するのがおすすめです。
冷凍バナナの主な解凍方法は、常温に置いておくか冷蔵庫に入れておくかのどちらか。
常温なら、冷蔵庫に入れておくよりも早く溶けるので、急いで解凍したい時に適しています。
電子レンジを使うとより早く解凍できますが、加熱しすぎると味と食感が落ちる点には注意しましょう。
なお、常温での解凍は約30分、冷蔵庫での解凍は2~3時間かかります。解凍時間は季節により前後するので、時々様子を見てくださいね。
より長くおいしさを保つために、バナナの冷凍保存を取り入れてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]