ナスは油と相性がいい野菜ですが、調理中にどんどん油を吸ってしまい、仕上がりがギトギトになることもあります。
「カロリーが気になる」「重たくなりすぎるのが苦手」と感じる人もいるでしょう。
そんな悩みを解消してくれるのが、Instagramで暮らしの裏技を発信している、ゆるり(yururi_ikuji)さんのテクニックです。
ナスを調理する前は、『あるもの』に浸けて、油の吸収を抑えましょう。
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ナスを塩水に浸けるだけ!
ナスは果肉に細かい隙間がたくさんあるため、スポンジのように油をよく吸う性質があります。加熱するとその隙間がさらに広がり、油をどんどん吸い込んでしまうのだそう。
そこで活躍するのが『塩水』です。
500㎖の水に塩大さじ1杯を入れて、3%濃度の塩水を作りましょう。カットしたナスを塩水に10分浸けます。
塩水に浸けることで果肉の隙間が小さくなり、油の吸いすぎを防げるのだとか。また、色鮮やかに仕上がり、火の通りも早くなるそうです。

下処理が済んだら、少なめの油で調理しましょう。

ギトギトにならず、おいしく仕上がりますよ。

野菜をおいしく食べるテクニック
ゆるりさんは、ほかにも野菜をおいしく食べるコツを4つ紹介していました。そのうちの3つを見てみましょう。
枝豆は蒸し焼き
「枝豆はゆでるもの」だと思っていませんか。実は蒸すことでよりおいしく食べられます。
水を張ったボウルに枝豆を入れて、産毛と汚れを落としましょう。

水を切った枝豆に塩小さじ1杯を加えてもみ込むと、産毛が取れやすくなります。

フライパンに枝豆を並べて、軽く焼きましょう。


水大さじ3杯を加えたら、蓋をして2~3分蒸してください。


仕上げにごま油をかけましょう。

器に盛り付ければ完成です。

キュウリは屋台風にアレンジ
キュウリをおいしく消費したい人は、屋台風にアレンジしてみましょう。
まず、キュウリの両端を切り落とします。

ピーラーを使って、しま模様になるように皮をむいてください。

フライパンで1ℓのお湯を沸かし、塩大さじ1杯と小さじ1杯を加えて2%濃度の塩水にします。

キュウリを入れて30秒ゆでましょう。

キュウリを取り出し、氷水でしっかり冷やしてください。

チャック付きの保存袋に入れ、好みの調味料で味付けをしたら、3時間ほど冷蔵庫で漬け込みます。

割り箸を刺せば、屋台風キュウリの完成です。

ミニトマトはスイーツ風に
ミニトマトはスイーツ風にアレンジしてみましょう。
ミニトマトをチャック付きの保存袋などに入れ、あらかじめ冷凍しておきます。凍ったまま、水を張ったボウルに入れてください。

お湯を使わなくても、簡単に皮がむけます。

砂糖とレモン汁で味付ければ、スイーツ風トマトの完成です。


トマトが嫌いな子供でも、この味付けなら食べやすいでしょう。
ちょっとした工夫を取り入れるだけで、調理がラクになったり味わいがアップしたりと、いいことづくしです。
いつもの野菜をより楽しむために、気になったテクニックから試してみてください。
[文・構成/grape編集部]