古くから薬味として使われてきた、大葉。日本最古の薬物辞典といわれる『本草和名』にも記述があります。

主に和食と相性がよく、そのさわやかな香りが料理によいアクセントを与えてくれますよね。

本記事では愛知県豊橋市にある『JA豊橋』協力のもと、大葉を用いたレシピを紹介します。

同市は大葉の名産地として知られ、出荷量は全国トップクラスです。

大葉好き必見!おすすめレシピ3選

『JA豊橋』に大葉のおすすめレシピを3つ紹介してもらいました。

ちなみに大葉には、ほかに『シソ』という呼称もあります。『シソ』は『赤ジソ』『青ジソ』なども含む植物名で、大葉は『青ジソ』の葉っぱの部分を指します。

大葉のおにぎり

大葉30枚がすぐなくなる!? JAの『おすすめレシピ』を夏に何度も試したい
大葉のおにぎりの写真

※写真はイメージ

大葉を使ったおにぎりは、独特の香りが魅力で食欲を搔き立ててくれます。

大葉を細かく刻んで、お好みの具を混ぜ合わせてください。のりではなく、大葉でおにぎりを包んでみてもよいでしょう。

【材料】

・ご飯 人数分

・大葉とお好みの具(じゃこ、鮭、ゴマ、たくあん、昆布など) 適量

・海苔 適宜

【作り方】

1.大葉とお好みの具を細かく刻む。

2.温かいご飯に『1』を混ぜる。

3.熱いうちに握って海苔を巻いてでき上がり。

ひじき入り梅と大葉のチャーハン

大葉30枚がすぐなくなる!? JAの『おすすめレシピ』を夏に何度も試したい
ひじき入り梅と大葉のチャーハンの写真

※写真はイメージ

暑くて食欲がない時におすすめの、大葉のさわやかな香りが漂うさっぱりとしたチャーハン。

ひじきやちりめんじゃこ、梅干しとの相性は抜群で、和風の一品に仕上がります。

最後に大葉をのせて、彩りを鮮やかに締めてください。

【材料(2人ぶん)】

・ご飯 2膳分(300g)

・ひじき(乾燥) 8g

・ちりめんじゃこ 10g

・梅干し 大1個(20g)

・大葉 10枚

・サラダ油 大さじ2杯

・塩 少々

・コショウ 少々

【作り方】

1.ひじきはたっぷりの水に約20分浸けて柔らかく戻し、水気を切ります。長い場合は食べやすく切ります。

2.大葉は軸を取って細切りにし、水にさらして水気を切ります。梅干しは種を取り、果肉を包丁で細かく叩きます。

3.フライパンに油を強火で熱し、じゃこ、ひじきを炒めます。油が回ったら、ご飯を加えてさらに炒めましょう。全体が混ざったら、梅干し、塩、コショウを加えて味を調整します。

4.盛り付けて、大葉をのせます。

大葉の和風スパゲッティ

大葉30枚がすぐなくなる!? JAの『おすすめレシピ』を夏に何度も試したい
大葉の和風スパゲティーの写真

※写真はイメージ

大葉は和食と相性がよいので、スパゲッティに用いると、とたんに和風となります。

具は大葉との相性がよいツナを使いますが、ベーコンを用いてもOK。大葉はたっぷり30枚使います。

炒める時にオリーブオイル、あるいはゴマ油を使うと香ばしさが増しますよ!

【材料(3人ぶん)】

・大葉 30枚

・スパゲッティ 300g

・ツナ缶 小1缶

・塩 適宜

・コショウ 適宜

・コンソメ顆粒 適宜

【作り方】

1.大葉を細切りにして水にさらしておく。

2.アルデンテにゆでたスパゲッティを少量の油で炒める。

3.ツナ缶2分の1を『2』に加え、サッと炒める。

4.塩、コショウ、コンソメ顆粒で味を調える。

5.『4』を皿に盛り大葉を散らし、真ん中にツナ缶2分の1をのせてでき上がり。

暑い季節には食欲が減退しがちですが、大葉を用いた料理なら食も進むでしょう。本記事で紹介した3品をぜひ試してみてください!

なお『JA豊橋』では、大葉の名産地にふさわしく、たくさんの大葉レシピをウェブサイト上で紹介しているので、チェックしてみてはいかがですか。

[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

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