海岸に打ち上げられた漂着物を観察したり、拾い集めたりする『ビーチコーミング』という活動。
時には、数十年前に製造された貴重な瓶や、海外の珍しい小物が見つかることもあり『宝探し』のような気分を味わえます。
そんな『ビーチコーミング』を楽しむ、めぇち(mechi.treasure)さん。
2025年の夏、いつものように砂浜を歩いていると、砂に埋まる謎のガラス瓶を発見したのです。
めぇちさんは瞬時に『お宝』と予感。「割れていませんように」と願いながら、木の棒を使って掘り出しました。

砂浜で出合った謎のガラス瓶の歴史を調べると、数十年以上前に使われていた『超激レアなお宝』だったのです!
その正体は…。
※動画はInstagram上で再生できます。
『ペロペロ』と呼ばれる駄菓子の瓶でした!
大正から昭和時代の初期にかけて多く販売されており、瓶の中に甘い砂糖菓子が入っていたといいます。
当時の子供たちが駄菓子を舐める様子から『ペロペロ』という名で親しまれるようになったそう。

食べ終えた瓶は、おままごとのオモチャとして使っていたようです。
透明で、丸みを帯びたかわいい形状の小瓶は、見るとうっとりしますね。
『ペロペロ』を紹介する動画は、Instagram上で大きな反響を集めました。
・知らなかった!初めて見たけど、素敵ですね。
・こんなに古いものが砂浜に埋まっているなんてロマンがあるな。感動した。
・丁寧な作りで、昔の職人の技術の高さを感じますね…。
以前に海沿いを歩いた際には、約100年前の白髪染め瓶を発見した、めぇちさん。
この夏は、海で泳ぐだけでなく、歴史ロマンがあふれる砂浜で『お宝探し』をするのも楽しいかもしれませんよ!
[文・構成/grape編集部]