炊き込みご飯やサラダの具材、おやつにおつまみなど、さまざまな料理に重宝する枝豆。
食べる時は、ゆでたり電子レンジを使ったりして加熱しなくてなりません。一般的にはゆでる方法が選ばれますが、その際に欠かせないのが『水』です。
暮らしのアイディアを発信している、くるみん(kurumin_kurashi)さんによると、水ではない『あるもの』を使うことで、よりおいしくなるのだとか。
本記事では、くるみんさんのInstagramから、水を使わない枝豆のゆで方を紹介します。
枝豆は『麦茶』でゆでる!
くるみさんが使うのは、枝豆と並ぶ夏の風物詩『麦茶』です。100㎖しか使わないので、たくさん用意する必要はありません。
次の3つを用意しましょう。
【材料】
・枝豆 1袋
・塩 小さじ1杯
・麦茶 100㎖
枝豆をボウルに入れ、流水でしっかり洗います。

水気を切ってフライパンに入れましょう。

塩を小さじ1杯入れ、手でもみながらなじませてください。


フライパンの中に麦茶を100㎖入れて火をつけましょう。

麦茶が沸騰したら蓋をして、4分待ちます。

時間が来たらザルにあげ、上下に動かして水気をしっかり切ってください。


麦茶の香ばしさが感じられる、うまみたっぷりの枝豆の完成です。

麦茶は飲むだけじゃない!意外な活用テクニック
くるみんさんの投稿では、ほかにも麦茶を使ったアレンジを2つ紹介しています。
香ばしい風味を活かしたアレンジを見ていきましょう。
食パンに吹きかけるとふわふわになる!
くるみさんいわく、麦茶を食パンに吹きかけてから焼くと、外はカリカリ中はふっくら』の、理想の食パンに仕上がるのだとか。
スプレーボトルを用意して、麦茶を適量入れましょう。

食パン全体にまんべんなく吹きかけます。

表面が『ぬれている』と分かるくらいまで吹きかけてください。

トースターに入れて、焼き目が付くまで焼きましょう。

焼き上がったら完成です。ホテルのパンのような『サクふわ食感』を、ぜひ確かめてみてください。

コーヒーと麦茶で『コク』アップ!
麦茶は大麦、コーヒーはコーヒー豆から作られていますが、なぜか『似たような香ばしさ』があります。
その理由は、それぞれに『アルキルピラジン』という香り成分が含まれているからです。
飲み物としてはまったく違うものの、混ぜ合わせることでアルキルピラジンが増え、『コクと香りが増す』のだとか。
インスタントコーヒーをいつも通りに作ります。

麦茶を『ティースプーン2杯』加えましょう。

よく混ぜたら完成です。

逆に、麦茶にコーヒーを入れても香りとコクがアップします。
麦茶ポットで麦茶を作り、インスタントコーヒーをティースプーン半分くらい加えましょう。

インスタントコーヒーが溶けるまでかき混ぜたら完成です。

麦茶は、ただ飲むだけでなく、枝豆の調理やトースト、コーヒーのアレンジなど、日常のちょっとした工夫にも活用できます。
どれも手軽に試せるものばかりなので、ぜひ日々の暮らしに取り入れて、麦茶の新たな魅力を楽しんでみてください。
[文・構成/grape編集部]