気温が高くなると『扇風機』を日常的に使用する人は多いでしょう。
使っている扇風機の製造年月日を意識したことはありますか。
実は、製造から10年以上経過している扇風機は、思わぬ事故を招く可能性があるのです。
本記事では、内閣府政府広報室(以下、内閣府)(gov_online)のInstagramから『扇風機にまつわる注意喚起』を紹介します。
扇風機の製造年月日をチェックして!

※写真はイメージ
内閣府は、古い扇風機による火災事故について注意喚起していました。
内閣府の情報によれば、古い扇風機は、モーターや配線などの内部部品が劣化しているケースがあるのだそう。
それが原因で、使用中に発熱や発火し、火災事故につながる恐れもあります。
特に、製造から10年以上経過している扇風機は要注意。使用中の事故を招くリスクがグッと高まります。
不安な人は、扇風機に記されている『製造年月日』や『設計上の標準使用期間』をチェックしましょう。
2009年4月以降に製造されたものであれば、扇風機の本体に表示されているはずです。
また、10年経過していない扇風機でも、スイッチを入れても反応しない、モーター部分が熱いなどの異常が見られた場合は使用を中止し、電源プラグを抜きましょう。
定期的なお手入れが必要不可欠!

※写真はイメージ
扇風機はホコリが溜まりやすく、放置するとモーターに負荷がかかり発火の原因になることがあります。安心安全に使用するためには、シーズン中でも定期的なお手入れが必要不可欠です。
掃除する際は、まず電源プラグを抜きます。カバーと羽を取り外し、水洗いしてしっかり乾かしてください。
モーター部分に水分が入ると故障の原因になるため、本体は、乾いた布で優しく拭きましょう。
お手入れを習慣化することで、清潔さを保てるだけでなく、異音や異常加熱の早期発見にもつながります。
扇風機は身近で便利な家電ですが、経年劣化やホコリの蓄積が火災の引き金になることも。製造年のチェックとこまめなお手入れで、扇風機の事故を防ぎましょう。
[文・構成/grape編集部]