子供から大人まで、幅広い世代から人気のあるハンバーグ。
夜ご飯やお弁当のおかずに、手作りする人も多いでしょう。
厚生労働省が運営する厚生労働省食品安全情報(@Shokuhin_ANZEN)によると、ハンバーグや肉の『生焼け』による食中毒が発生しているそうです。
あらためて、作り方を見直してみましょう。
手作りハンバーグの『生焼け』には気を付けて!

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厚生労働省が食品の安全情報を発信するXアカウントでは、食中毒への注意喚起がされていました。
【#腸管出血性大腸菌(#O157 など)にご注意!】#生焼け のハンバーグやお肉を食べたことによる #食中毒 が発生しています。
— 厚生労働省食品安全情報 (@Shokuhin_ANZEN) July 18, 2025
中までしっかり焼いて食べましょう!https://t.co/8hKUfry1Qf pic.twitter.com/QbBVItQiGa
細菌やウイルスは、購入した肉にすでに付着していることがあります。「買ってすぐの肉だから安心」と思わず、自宅で調理する際は中まで火が通っていることをよく確認しましょう。
特に、ハンバーグやメンチカツなどのひき肉を使う料理は注意が必要です。ひき肉に付着している病原体が中心部まで入ってしまうため、入念に火を通しましょう。
厚生労働省によると、多くの病原体は、51℃で1分以上加熱すると死滅するそうです。
「外はカリッと焼けたけれど割ってみたら生焼けだった…」ということがないよう、中心部までしっかり加熱してくださいね。
ハンバーグの生焼けを防ぐコツって?

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ハンバーグが中まで焼けているのか確認するのは、意外と難しいですよね。実は、ちょっとしたコツを意識するだけで失敗を防げます。
まず、焼く前にハンバーグの中央を少しくぼませるのがコツ。これにより、火が均等に通りやすくなります。厚みを控えめにするのも効果的です。
焼く時は蓋をして蒸し焼きにして、しっかり中まで熱を届けましょう。心配な人は、あらかじめ電子レンジで加熱してから焼くと安心です。
仕上げに竹串を刺して透明な肉汁が出ればOK。外側の焼き色に惑わされず、しっかり内部を確認するのが、安全なハンバーグ作りのカギです。
ちょっとした工夫で家族みんなが安心して食べられる一皿に仕上がります。加熱のコツをしっかりと押さえたうえで手作りしてくださいね。
[文・構成/grape編集部]