ビールのおつまみにぴったりの枝豆。特に夏は、生の枝豆を自宅でゆでることで、冷凍ものでは味わえない旬ならではのおいしさを楽しめます。
ただし、ゆで方を間違えると、せっかくの甘さや風味を損なってしまうことも。
誰でも簡単においしくゆでられる方法を、Instagramで多くの野菜レシピを紹介している、イソカカ(isokaka.kyoto)さんの投稿から紹介します。
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『沸騰させずにじっくり』が枝豆をおいしくするコツ
冷凍枝豆は手軽に楽しめますが、生の枝豆が出回るのは限られた季節。スーパーマーケットで見かけたら、ぜひこの時期だけの味わいを楽しんでみてください。
イソカカさんのレシピで、まず押さえておきたいのが下処理の方法です。
枝豆200gをバットに広げ、大さじ1と3分の1杯の塩をまぶして、優しくこすり合わせながらなじませます。

そのまま5分ほど置くことで、余分な水分が抜け、塩味が入りやすくなるそうです。

その後、流水でさっと洗い流しましょう。産毛が落ちて、さやの表面がツルンとした状態になります。
沸騰した湯に枝豆を入れたら、すぐに弱火に切り替えてください。沸騰を続けず、弱火のまま約5分ゆでるのがポイントです。

さやがほんのり開いてきたら、ザルに上げましょう。
ここでやりがちなミスが、流水で一気に冷やしてしまうこと。これはうまみを逃がしてしまう原因になります。
風通しのいい場所で、うちわや扇風機を使って自然に粗熱を取りましょう。
さらにおいしく仕上げるためには、小さじ1杯の塩を振ってから1時間ほど置くことが大切です。

このひと手間で「糖化が進み、びっくりするほど甘くなる」と、イソカカさんは紹介しています。
まさに『最強の枝豆』を堪能できる方法です。
イソカカさんの投稿には、多くの反響が寄せられていました。
・いつも適当にゆでていたので、次こそ試してみます!
・今まさに枝豆をゆでようと思っていたので、タイムリーな情報でした。
・イソカカさんの方法で、『最強の枝豆』を作ってみます!
イソカカさん直伝の3つのポイント、『塩で下処理をする』『弱火でゆでる』『塩を振って1時間置く』を押さえるだけで、おいしさがグッと引き立ちます。
どれも簡単にできる内容なので、旬の枝豆を手に入れた時には、ぜひ実践してみてください。
[文・構成/grape編集部]