手作りのお弁当を、職場や学校へ持って行く際に気を付けたいのが、食中毒。
お腹を壊すだけではなく、時にはさらに大きな健康被害につながることもあるため油断できません。
特に暖かい時期には傷みやすいため、できる対策はすべて打っておきたいものです。本記事では、菌の繁殖を抑えやすい、お弁当の詰め方をご紹介します。
真似したくなるお弁当の食中毒対策
Instagramでさまざまなライフハックを発信している、にゃんまま(nyanmama_kurashi)さんも、知り合いのお家でお弁当が原因の腹痛騒ぎがあったのだそうです。
そこで食中毒対策について、いくつものコツを発信していました。
※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。
どれもすぐに真似しやすく、手軽に取り入れやすいコツばかりです。早速、そのコツを見てみましょう。
1.ごはんは冷ましてから詰める
炊き立てのごはんを入れると、湯気がお弁当箱の蓋に付いて結露します。
水分は、雑菌が繁殖しやすくなる原因です。炊飯器からいったん別の器にごはんを盛り付けて、しっかり冷ましてからお弁当箱へ詰めましょう。

2.おかずの水分に注意
煮物やおひたしなど、水分が多いおかずは傷みやすい性質です。

おかずカップの底にカツオ節やすりゴマなどの乾いた食材を敷き、水分をできるだけ切ったおかずを詰めてください。

カツオ節やすりゴマが水分を吸収して傷みにくくなるだけではなく、風味がアップしてさらにおいしく食べられるでしょう。

3.トマトのヘタは取り除く
彩りに人気のミニトマトは、ヘタに雑菌が繁殖しやすい野菜です。

お弁当箱に入れる前に必ずヘタを取り、水洗いしてからキッチンペーパーでしっかり水気を取って入れましょう。
せっかく作ったお弁当で食中毒になってしまっては残念です。にゃんままさんの対策を参考にして雑菌の繁殖を防ぎ、おいしいお弁当タイムを楽しみましょう。
[文・構成/grape編集部]