2026年度前期連続テレビ小説として制作が発表されている『風、薫る』(NHK)。
主演の一ノ瀬りん役を俳優の三上愛さん、大家直美役を俳優の上坂樹里さんが務めることがすでに決まっています。
そして2025年8月8日、りんと直美を取り巻く、14人の新キャストが発表されました!
『風、薫る』計14名の新キャストが決定
本作は、明治時代を舞台に、当時まだ知られていなかった看護の世界へ飛び込んだ、りんと直美の姿を描くバディドラマ。
複雑な過去を抱える2人は、仲間とともに看護の在り方を模索しながら、激動の社会や疫病と向き合い、自分らしい生き方を見つけていきます。
同日の発表では、2人の主人公の家族や親しい人々、そして舞台である栃木県那須地域にゆかりのある人物を演じるキャストが明らかになりました。
発表されたキャストの一覧がこちらです。
・りんの母/一ノ瀬美津(いちのせ・みつ) 水野美紀
・りんの妹/一ノ瀬安(いちのせ・やす) 早坂美海
・一ノ瀬家の元陪臣(ばいしん)/中村義正(なかむら・よしまさ) 小林隆
・りんの幼なじみ/竹内虎太郎(たけうち・こたろう) 小林虎之介
・虎太郎の父/竹内之宣(たけうち・ゆきのぶ) つぶやきシロー
・虎太郎の母/竹内栄(たけうち・さかえ) 岩瀬顕子
・りんの縁談相手/奥田亀吉(おくだ・かめきち) 三浦貴大
・亀吉の母/奥田貞(おくだ・さだ) 根岸季衣
・うなぎ店の女将 大島美幸
・和菓子店の女将 義達祐未
・柴田屋・松永屋 たくや・かずや(ザ・たっち)
・直美を見守る牧師/吉江善作(よしえ・ぜんさく) 原田泰造
・りんの父/一ノ瀬信右衛門(いちのせ・しんえもん) 北村一輝
りんの母親の一ノ瀬美津役は、俳優の水野美紀さん、父親の一ノ瀬信右衛門役は、俳優の北村一輝さんが務めます。
美津は、那須にあった小藩の旧藩主の一族に生まれた人物で、気位が高く豪胆な性格ながら、新しいものにも関心を示す一面を持つキャラクター。
一方の信右衛門は、かつて小藩に務めていた元家老。明治を迎えた後は役人への誘いを断り農家となり、りんに『自ら考える力』を大切にするよう教えてきました。
ちなみに、水野さんと北村さんは2019年度後期放送の連続テレビ小説『スカーレット』でも共演。本作で再びどのような演技を披露するのか、楽しみですね。
水野さんと北村さんは、次のようにコメントをつづっています。
<水野美紀さん コメント>
今回の出演、とてもうれしく思います。
大きな変化の中にある時代をたくましく生きる人物を演じる事で得られるものはとても大きいと感じています。現代からの視点で見れば、「風、薫る」で描かれる明治時代は、物理的にはとても不便で、社会的な抑圧もとても強くて精神的にも辛い事が多い。だけど渦中の人物たちにはそれが当たり前で、目の前の苦難を一つひとつ、歯を食いしばって乗り越えていくしかない。だけどそれが不幸で現代を生きる我々は幸せかと言えば、全く言い切れない。
生きる力とは何か、幸せとは何か、切実に己に問いかけながら、脚本を読み進めています。役の悲しみ、苦しみ、喪失、迷い、怒りを噛み締めながら、そんな中にでも訪れる幸せな一瞬一瞬、笑い合える瞬間の喜びを一つも取りこぼさないよう、視聴者の皆さんに届けたいと思っています。
NHK ーより引用
<北村一輝さん コメント>
親という存在、その価値観や考え方は、想像以上に子どもの人生に大きな影響を与えるものだと、日々感じております。りんというすばらしい娘が、明治の激動の時代を強く生き抜いていけるよう、セリフを超えた何かを届けられたらと思っております。そして本作が皆さまの心に深く届くよう、誠実に作品と向き合ってまいります。
NHK ーより引用
このほか、栃木県出身のお笑いタレントの出演も決定。
ウナギ店の女将をお笑いトリオ『森三中』の大島美幸さんが、柴田屋・松永屋の役をお笑いコンビ『ザ・たっち』のたくやさんとかずやさんがそれぞれ演じる予定です。
『風、薫る』の新キャスト情報が続々と明らかになり、放送を前に多くの反響が集まっています。
・え、すごい!神すぎるキャストじゃん!
・豪華なメンバーですね。これは絶対に見なきゃ!
・出演者が全員個性的で面白いね。放送が楽しみで仕方ない!
・俳優さんからお笑いタレントまで幅広いなぁ。
明治の風にのせて届けられる物語は、どんな展開を迎えるのでしょうか。
放送がますます楽しみになってきましたね!
[文・構成/grape編集部]