トイレの嫌なニオイを防ぐためには、隅々までしっかりと掃除することが大切。
しかし、きれいにしたつもりでも、意外な場所に汚れが残ってしまうケースもあります。
その1つが『温水洗浄便座のノズル』です。
「どう掃除すればいいのか分からない…」と悩む人に向けて、Instagram上でさまざまな掃除テクニックを発信している、るんママ(runmama_kurashi)さんの投稿を紹介します。
※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。
ノズル掃除は輪ゴムとセロハンテープをうまく活用
るんママさんがInstagram上で紹介しているのは、トイレ掃除のおすすめルーティンです。
その中から、温水洗浄便座のノズルを素早くきれいにする方法を見ていきましょう。
温水洗浄便座の中には、ノズル洗浄機能が付いているものも少なくありません。自動でお湯や水を出してきれいにしてくれる機能ですが、それだけではきれいにならない場合もあります。
こんな時は、るんママさんが紹介している方法に注目してみてください。
なお、以下で紹介するお手入れ方法は一例です。お手入れの仕方はメーカーによって異なるので、掃除前に必ず取扱説明書を確認してください。
るんママさんが掃除のために用意したのは、輪ゴムとセロハンテープです。輪ゴムにテープを貼り付けたら、ノズルのカバーに引っ掛けましょう。


テープを便座に貼り付けておけば、カバーが邪魔にならず、お手入れしやすくなります。
汚れたノズルを掃除するのにおすすめなのは、株式会社東邦の住宅用合成洗剤『ウタマロクリーナー』です。
幅広い用途に使える中性洗剤で、トイレ掃除にも使用可能。ドラッグストアやホームセンターなどで、税込み414円ほどで購入できます。

ノズルの入り口に『ウタマロクリーナー』をスプレーしましょう。

歯ブラシでこすって、頑固な汚れを取り除きます。

水で流せば、入り口部分の掃除は完了です。

ノズル本体の汚れにも『ウタマロクリーナー』が効果的です。ノズル掃除モードでノズルを出したら、泡を吹き付けましょう。

水で流して拭き掃除をすればお手入れ完了です。あっという間に、気になる汚れをきれいにできます。
そのほかの部分も素早くお手入れ
温水洗浄便座のノズル以外にも、汚れが残りやすい場所は少なくありません。
例えば、便器と便座の隙間には、尿汚れが侵入しやすいもの。取扱説明書に従って動かして、きれいにしましょう。

便座裏のゴムパーツも、隙間に汚れが入り込みやすい場所です。小さいサイズのマイナスドライバーを差し込むと簡単に外せます。

きれいに洗って乾かした状態で、再度取り付けてください。
また、意外と汚れが付着しやすいのが、壁と床。水拭きだけでは汚れが残りやすいので、るんママさんは『クエン酸クリーナー』を使ったお手入れをおすすめしています。
フロアシートにクリーナーを吹き付けて拭き取り掃除をすれば、嫌なニオイのもとをすっきり取り除けるでしょう。きれいなトイレ空間を目指して、ぜひ参考にしてみてください。

るんママさんの投稿には、以下のようなさまざまなコメントが寄せられました。
・素晴らしいです!定期的にやっておけば、設備も長持ちさせられそうですね。
・こんなに楽にお手入れできるとは驚きです!気になっていた部分をすっきりできました。
・ノズルの掃除が難しくて困っていました。参考にします!
簡単な掃除方法で、トイレの空間をすっきりさせましょう。
[文・構成/grape編集部]