冷凍庫の中に、たくさんの保冷剤が入っていませんか。
あまりの数に「使い切れない…」と困っている人も多いでしょう。
そのような時は、保冷剤の中身を『じゃない』使い方で活用してみるのがおすすめです。
本記事では、整理収納アドバイザーとしてInstagram上で掃除術を発信している、もも(momo_katazuke)さんの3つのアイディアから2つを紹介します。
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保冷剤の活用アイディアで暮らしをより快適に
1.消臭剤として活用
空き瓶に、保冷剤の中身を絞り出します。

そこに、ミント系のオイルを数滴垂らしてよく混ぜてください。

不織布やガーゼを瓶の蓋にかぶせて、麻紐で縛って留めましょう。

たったこれだけで、見た目もおしゃれな消臭剤の完成です。
2.子供用のオモチャに
用意するのは、生地がしっかりしたフリーザーバッグです。

保冷剤の中身を、バッグの中に入れます。

キラキラしたビーズやボタン、小さな飾りを入れましょう。

口を閉じたら、ビニールテープを使ってしっかりと留めてください。

もう1枚フリーザーバッグを重ねて、口をテープで留めます。

不思議な感触がクセになる、『センサリートイ』の完成です。

センサリートイとは、乳幼児期の子供の触覚や視覚、聴覚を刺激する知育玩具の1つ。子供たちが実際に手で触れることで、好奇心を刺激して脳の発達をうながす効果が期待できるといわれています。
なお、とがったパーツを入れたり、子供がかじったりすると、知らないうちに中身が漏れ出してしまう可能性も。遊ばせる前には毎回、保護者自身が状態を確認するようにしてください。
保冷剤を活用する場合の注意点は?
保冷剤の中身は、主に水と高吸水性ポリマーです。本来の用途とは異なる形で活用する場合、いくつか注意すべきポイントもあるので、頭に入れておきましょう。
高吸水性ポリマーには、水を吸収してジェル状になり膨らむという性質があります。保冷剤の中身が不要になったからといって、シンクにそのまま流すのはやめてください。
排水口が詰まる原因になる可能性があります。
また幼い子供と一緒に生活している場合、誤飲にも注意が必要です。消臭剤として使う場合は、子供の手が届かない場所に設置しましょう。
子供用のオモチャとして活用する場合も、中身が飛び出さないように注意しつつ、保護者の見守りのもとで遊ばせるようにしてください。
ももさんの投稿には、以下のようなコメントが寄せられました。
・保冷剤ってどうしても余りがちなので、活用してみます!
・知らなかったです。素敵な情報をありがとうございます。
・いいですね!早速真似します。
保冷剤が余ってしまった時は、そのままゴミとして捨てるのではなく、中身を活用するアイディアを実践して、生活に役立ててみてください。
[文・構成/grape編集部]