玄関まわりが汚れていると、水をまいて一気にすっきりさせたいところ。
ほうきで掃くよりも短時間で済ませられるため、『水まき掃除』を習慣にしている人も多いかもしれません。
しかしこのやり方は、カビや建材の劣化につながる可能性があるのです。
本記事では、エビ(ebi_room_clean)さんのInstagramに掲載されている、玄関掃除に水をまかないほうがいい3つの理由のうち2つと、正しい掃除方法についても紹介します。
『水をまく』は逆効果?その2つの理由とは
1.カビの原因になることも
玄関は日が当たりにくく、風通しがあまりよくない場合があります。
そこへ水をまくと、湿気がこもってしまいカビが発生。きれいにするつもりが、かえって不衛生な状態を招くことになりかねません。
2.建材を傷めるリスクも
タイルの目地やコンクリートに水が染み込むと、乾きにくいだけでなく、劣化やひび割れを引き起こす原因になることもあります。
外見では分からなくても、長年の積み重ねで建材が弱ってしまうケースもあるので注意が必要です。
正しい玄関掃除のやり方とは?
水をまかずに玄関をきれいに保つには、以下のような方法がおすすめです。
まずは、ほうきでゴミや砂をしっかり掃きます。

次にバケツに水をため、そこに株式会社東邦が販売する『ウタマロクリーナー』を数プッシュしましょう。
『ウタマロクリーナー』はドラッグストアやホームセンターなどで、税込み414円ほどで購入できます。

雑巾を浸してからしっかり絞り、拭き掃除をしてください。

床の隅など細かい部分には、『ダイソー』の『タイルブラシ』が活躍します。

角にしっかりフィットするので、ゴミや汚れを逃さずかき出せるでしょう。

「水で汚れを流したほうが、素早くきれいになる」と思われがちですが、逆効果になる場合があります。
家を守るためにも、『水をまかない玄関掃除』を心がけてください。
[文・構成/grape編集部]