飲み物を冷やしたい時に使う、氷。
実は、ちょっとしたアイディアで家事や料理の手間を減らしたり、仕上がりをよくしたりと、意外な場面で活躍するのを知っていますか。
当記事では、るんママ(runmama_kurashi)さんのInstagramから、知っておくと役立つ氷の裏技を7つ紹介します。
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家事にも料理にも使える!『氷の裏技7選』
暑い日はもちろん、日常のちょっとした困りごとまで、氷の使い道は無限大です。
るんママさんが紹介する、7つの氷の裏技を見ていきましょう。
1.カーペットのへこみに
家具を動かした後のカーペットのへこみが気になる時は、氷を使って戻してみましょう。
へこんだ部分に氷を1~2個のせて、自然に溶かします。

氷が溶けたら、フォークなどでカーペットをこすって毛並みを整え、ドライヤーで乾かしましょう。この時、ドライヤーは低温に設定し、少し離れた位置からかけるようにしてください。

水分が繊維に染み込み、ふんわりした状態に戻りやすくなりますよ。

なお、素材によっては氷やドライヤーが適さない場合もあるので、様子を見ながら試しましょう。
2.急いで氷を作りたい時に
氷を作り忘れていた時は、アルミカップを使うのがおすすめです。熱伝導率が高いアルミなら、水が早く固まりやすくなります。

冷凍庫に入れる時、アルミカップを敷き詰めるのではなく、適度な隙間を空けて並べるのがポイントです。

3.水筒にぴったりの細長い氷を作る
水筒の口に入るサイズの氷を作りたい時は、ジッパー付き保存袋が活躍します。
まず、ジッパー付き保存袋の3分の2あたりまで水を入れてください。
割り箸を使って、袋を等間隔に挟んだら輪ゴムで留めて、冷凍庫で凍らせましょう。

手で割れば、縦長の氷が完成します。水筒の大きさに応じて、袋のサイズや割り箸の本数を調整するのがポイントです。

4.ハンバーグのタネに氷をイン
ハンバーグをふっくらジューシーに仕上げたい時は、成形時にタネの中心に氷を1つ入れて焼いてみましょう。

加熱中にゆっくり溶け出す水分が、肉のうまみを閉じ込めてくれます。

5.排水口のぬめりとニオイ対策に
排水口の嫌なニオイやぬめりを防ぐには、氷をいくつか入れておくのが有効です。氷が配管内の汚れを落としやすくするほか、温度が下がることで雑菌の繁殖を抑える効果が期待できます。

ただし、効果が期待できるとされているのは、あくまで一時的です。しっかりとニオイやぬめりを防ぎたければ、定期的な掃除を心がけましょう。
6.味が薄まらないお茶の氷
冷たいお茶が時間とともに薄まるのが気になる時は、あらかじめお茶で氷を作っておきましょう。

溶けても味が変わらず、最後までおいしく飲めます。

7.調理後の油の処理に
揚げ物や炒め物の後の油処理にも、氷は大活躍。コップに氷を入れてその上にアルミホイルを被せ、油がまだ熱いうちに上から注ぎます。

一気に温度が下がって固まるので、処理しやすいでしょう。市販の油凝固剤を使わずとも、毎日手軽に処理できる、エコな方法です。

片付けや時短、味の決め手にも!
氷というと、あらゆるものを冷やすだけの存在に思われがちですが、そのパワーは暮らしのあらゆる場面で頼もしい働きをしてくれます。
日常のちょっとしたストレスや手間が、氷1つでグッと楽になるかもしれません。ぜひ気になった技から試してみてください。
[文・構成/grape編集部]