「ちゃんと説明を読んでから使ってね」
2025年8月9日、そうXで呼びかけたのは、埼玉県戸田市にある、2024年オープンの廃墟系倉庫型スタジオ『Studio Secret Base』のXアカウント(@SecretBase1031)です。
同スタジオの利用客が、コードリールの使い方を誤ってしまい、「あわや大惨事…」という事態を招いたといいます。
コードリールとは、電源コードを延長し、電源を供給するドラムのこと。

※写真はイメージ
先日、同スタジオ内でコードリールを使っていた客から「使うとブレーカーが落ちる」と連絡があったそうです。
当日はオーナーの立ち会いが難しかったため、後日コードリールを確認したところ、コードが溶けて融着していたとか。

融着してしまったコード
画像からも、コードが融着してしまっている様子が、はっきりと伝わりますよね。
この出来事を受けて、同アカウントは次のように呼びかけました。
コードリールを使用する場合はコードを全部出してお使いください!最悪火災になります!
コードリールのコードを全部出して使うということは、常識レベルで知っておいてください!
どこのスタジオでも普通に置いてあるものなので、スタジオを使う人は絶対に知っておいてください!
コードリールは基本的に、コードを数メートルから数十メートル地面にはわせる形で引き延ばして使うもの。
ただし、客はコードを中途半端に引き伸ばした状態で使用したため、巻かれたままの箇所が融着してしまったのです。
同アカウントは「本体にもちゃんと書いてあります!」とコメント。

確かに、本体には『巻いたまま使用しますと熱を持ちます』と、注意書きが記載されています。
同アカウントの注意喚起に、ハッとする人が続出。このようなコメントが寄せられていました。
・何年か前に、触れないほどめちゃくちゃ熱くなったのを思い出した。
・ウソ…知らなかった。ヤバい、巻いたまま使っていました…。
・これ、本当に理解していない人が多すぎるのよね。
工事現場のほか、イベント会場や屋外作業などでも使用されるコードリール。正しい使い方を知り、火災などの『最悪の事態』を招かないように気を付けましょう。
[文・構成/grape編集部]