炭酸入りの缶飲料を開けようとすると、いきなり中身が飛び出してきた経験はありませんか。
実は飲む前のひと工夫で、中身の飛び出しを防げるそうです。
本記事では、『お得な暮らし術』を多数発信している、なるママ(narumama__life)さんのInstagramから、缶飲料にまつわる裏技を4つ紹介します。
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知っておくと便利!缶飲料の裏技4選!
中身が飛び出さない缶の開け方をはじめとする、缶飲料の裏技を見ていきましょう。
炭酸があふれない裏技
炭酸入りの缶飲料を振ったり落としたりしてしまうと、開けた時に勢いよく炭酸があふれてしまうものです。
このような時は、開ける前に缶を数回なでましょう。

そのほか、缶を指で数回弾くのも効果的です。

炭酸があふれるのは、缶の内側に貼り付いている気泡が、液体を巻き込んで外に出ようとするため。
なでたり叩いたりしてわずかに振動させると、気泡がはがれて缶の上部にたまります。
その状態で缶を開ければ、液体を巻き込むことなくガスだけが抜けるので、中身が飛び出しにくくなるのです。
ぬるい飲料水を速攻で冷やす裏技
冷えていない缶飲料を短時間で冷やす方法もあります。
濡らしたキッチンペーパーを缶に巻き付けてください。

その状態で冷凍庫へ10分入れましょう。すると、よく冷えた状態になります。

これは、濡らしたキッチンペーパーが缶の熱を奪うため。缶とキッチンペーパーとの間にできた水膜が凍ると、さらに缶の熱を奪って急速に冷却されます。
10分も待てない場合は、氷水と塩を使った方法で冷やしましょう。
ボウルに氷水を入れて、さらに塩を入れます。

その中に缶を入れて1分間回してください。たったこれだけで、キンキンに冷えるでしょう。

氷に塩を入れると、化学反応によって氷の温度が下がります。低いとマイナス20℃になることもあるそう。
その中に缶を入れることで、短時間で冷やせるのです。
プルタブをスムースに開ける裏技
缶飲料のプルタブが開けにくい時は、ストローを使いましょう。
プルタブの穴にストローを通してください。

ストローを持って引き上げるだけで、簡単に開けられます。

ストローを固定する裏技
缶飲料にストローをさして飲む場合は、以下の手順でストローを固定すれば飲みやすくなるでしょう。
プルタブを少しずらして隙間を作り、ストローを入れてください。

プルタブでストローが固定されて、動きにくくなります。

本記事で紹介した裏技を活用して、缶飲料での困りごとを解決してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]