おいしいごはんを炊くのに便利な炊飯器。

「内釜と内蓋以外、特にお手入れはしていない…」という人も多いかもしれませんが、炊飯器には意外と汚れがたまるため、定期的にしっかりと洗浄するのがおすすめです。

Instagram上で数々の掃除テクニックを発信している、ぎぶ(give_kurashi)さんの投稿から、炊飯器のお手入れ方法を紹介します。

※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。

炊飯器のお手入れの流れを確認

ぎぶさんがまず取りかかったのは、内釜のお手入れです。

毎回きれいに洗っているつもりでも、実は意外に頑固な汚れが残りがち。ごはんをおいしく炊き上げるための最重要パーツだからこそ、徹底洗浄してみてください。

まずは内釜の7分目まで水を入れましょう。

内窯にクエン酸を入れて早炊きすると…? 炊飯器の掃除術に「臭いすっきり」
内釜の7分目まで水を入れる

粉末タイプのクエン酸を大さじ1杯と小さじ1杯入れてください。

内窯にクエン酸を入れて早炊きすると…? 炊飯器の掃除術に「臭いすっきり」
クエン酸を入れる

早炊きモードで炊飯スイッチを入れたら、そのまましばらく放置します。

内窯にクエン酸を入れて早炊きすると…? 炊飯器の掃除術に「臭いすっきり」
早炊きモードで炊飯

内釜を取り外して水を捨てて、内蓋や蒸気口など、炊飯器から外せるパーツをすべて外しましょう。

内窯にクエン酸を入れて早炊きすると…? 炊飯器の掃除術に「臭いすっきり」
パーツはすべて外す

それぞれのパーツは、食器用洗剤とスポンジできれいに洗い、最後にしっかり水で流してください。

内窯にクエン酸を入れて早炊きすると…? 炊飯器の掃除術に「臭いすっきり」
食器用洗剤とスポンジで洗う

洗ったパーツを濡れたままの状態で元に戻すのはNGです。完全に乾燥するまで、風通しのよい場所に置いておきましょう。

内窯にクエン酸を入れて早炊きすると…? 炊飯器の掃除術に「臭いすっきり」
パーツを乾かす

続いて、外釜のお手入れについてです。まずは、忘れずに電源プラグを抜いてください。

内窯にクエン酸を入れて早炊きすると…? 炊飯器の掃除術に「臭いすっきり」
電源プラグを抜く

柔らかい布を濡らしてよく絞ったら、外釜と本体を拭きましょう。

内窯にクエン酸を入れて早炊きすると…? 炊飯器の掃除術に「臭いすっきり」
外釜と本体を拭く

細かい部分には、綿棒を使うのがおすすめです。隙間に入り込んだ汚れも効率よく取り除けます。

内窯にクエン酸を入れて早炊きすると…? 炊飯器の掃除術に「臭いすっきり」
細かい部分には綿棒を使う

水拭きだけでは落とせない頑固な汚れには、食器用洗剤を使用するのがおすすめです。柔らかい布に数滴含ませたら、外釜や本体の汚れを拭き取ってください。

その後、しっかりと水拭きすればOKです。

内窯にクエン酸を入れて早炊きすると…? 炊飯器の掃除術に「臭いすっきり」
しっかりと水拭き

炊飯器本体の裏側にある排気口や吸気口には、ホコリが付着しやすいもの。目に付きにくい場所ですが、忘れずに拭いてきれいにしておきましょう。

内窯にクエン酸を入れて早炊きすると…? 炊飯器の掃除術に「臭いすっきり」
ホコリを取る

最後にすべてのパーツを元通りにセットすれば、お手入れは完了です。

内窯にクエン酸を入れて早炊きすると…? 炊飯器の掃除術に「臭いすっきり」
パーツを元通りにセット

お手入れ前には取扱説明書をよく読んで

炊飯器のお手入れ方法や外せるパーツ、お手入れする場所や頻度は、メーカーやモデルによって異なる場合があります。

まずは取扱説明書をよく読んで、正しいお手入れ方法を把握しておきましょう。

また、機種によっては、手間をかけずに徹底洗浄できる『お手入れ専用モード』を搭載しているものもあるので、機能を上手に活用するのもおすすめです。

ぎぶさんが紹介しているお手入れ方法も参考にしつつ、自宅の炊飯器に合った方法で、しっかりと汚れを除去してみてください。

[文・構成/grape編集部]

編集部おすすめ