ニュースでたびたび報道される、悲しい『水の事故』。実は、子供の水の事故は海よりも川のほうが多いそうです。
「安全対策をするから大丈夫」と甘く考えず、改めて川遊びを安全に楽しむポイントを確認しましょう。
本記事では、内閣府政府広報室(以下、内閣府)のInstagramから、『水難事故にまつわる注意喚起』について紹介します。
川での事故を防ぐ3つのポイント

※写真はイメージ
川での事故を防ぐには、ライフジャケットの着用が欠かせません。特に、子供は流れに巻き込まれやすいので、安全のために必ず着用させましょう。
ただし、大きすぎたり小さすぎたりすると、十分な効果が得られません。身体にフィットするサイズを選んでください。
次に大切なのは、危険な場所へむやみに近付かないこと。川の周辺には、深みや急流、滑りやすい岩場など、見た目では分からない危険が潜んでいます。
注意喚起の看板やロープがないかを確認し、不安を感じる場所には立ち入らないようにしましょう。
そして、急な増水にも注意が必要です。上流での雨によって、あっという間に水かさが増えることがあります。
天気予報を確認するのはもちろん、川の色や流れの変化にも気を配りましょう。安全に川遊びを楽しむためには、事前の情報収集とその場での冷静な判断が大切です。
安全な川遊びの必需品って?

※写真はイメージ
川遊びを安全に楽しむためには、事前の準備が欠かせません。特に子供と出かける時は、以下の持ち物をしっかり確認しておきましょう。
・ライフジャケット
・ウォーターシューズ
・長袖のラッシュガード
・帽子
・救急セット
前述したように、まず欠かせないのがライフジャケットです。身体にフィットするものを選び、浮力がしっかりあるかも忘れずにチェックしてください。
足元には、ウォーターシューズか、脱げにくく滑りにくいベルト付きのサンダルがおすすめです。また、岩場での転倒や擦り傷を防ぐために、長袖のラッシュガードを着用すると安全性が高まります。
熱中症対策として、直射日光を避けるための帽子を用意しておきましょう。
そのほか、万が一のケガに備えて、絆創膏や消毒液を含む救急セットも必要です。こうしたアイテムがそろっていれば、川遊びをより安全に楽しめます。
川遊びには、目には見えない危険が付きものです。
内閣府の注意喚起を参考にしながら、装備も万全に整えて、家族みんなで安心して川遊びを楽しみましょう。
[文・構成/grape編集部]