お盆の時期、キュウリで作る『精霊馬』や、ナスを使った『精霊牛』を目にすることがあるでしょう。
『迎え盆』である2025年8月13日、三宅正晃(@beniyamiyake)さんがXで公開した精霊馬たちに注目が集まりました。
「本来はご先祖様の乗り物なので、基本的には食べる物ではないですが…」というコメントを添えた、三宅さん。
それでも「こういうのがあってもいいかも」という想いから生まれたのが…。

練り切りの、精霊馬と精霊牛!
栃木県真岡市で和菓子店『御菓子司 紅谷三宅』を営む三宅さんは、若女将である妻の考案で、練り切りの精霊馬たちを作ってみたといいます。
味はいわずもがな、見た目もかわいらしい精霊馬たちをお供えすれば、盆棚が華やぎそうですね。
なお、投稿では、練り切りのデザイン画も公開されていました。

お盆を彩る練り切りには、このような声が寄せられています。
・茶目っ気があって、ご先祖様が楽しんでくれそう…!
・とってもかわいい!素敵なアイディアです。
・お供えした側も、された側も、心が癒されると思います。
・生前、父は甘味が好きだったから喜びそうだな。
・ご先祖様も、笑ってくれる気がする。
三宅さんは以前にも、トイプードルのモフモフな毛並みを和菓子で表現し、大きな反響を呼びました。
古くから親しまれてきた和菓子が、職人の手によって新しい驚きと温もりを添えた『作品』になり、多くの人の心を惹き付けたようです。
[文・構成/grape編集部]