映画、ドラマ、舞台…さまざまな作品で俳優の演技を見る機会があるでしょう。
主役に目が奪われがちですが、作品を支える名脇役のおかげで、いい作品に仕上がることもあります。
2025年現在、多くの人が「この人は名脇役だ!」と思う俳優は、誰なのでしょうか。
grapeは、30~69歳の男女100人に、40~50代の俳優で、名脇役だと思う人についてアンケートを実施。その中から6人の俳優を紹介します!
主演ドラマも話題に!マルチな俳優・阿部サダヲ
コミカルな役からシリアスな役まで幅広い役をこなせる俳優として人気が高い、阿部サダヲさん。
同年8月現在、テレビドラマ『しあわせな結婚』(テレビ朝日系)では、お茶の間から絶大な支持を得ているスター弁護士で、病院で出会った女性と電撃結婚する原田幸太郎を演じています。
劇団『大人計画』に所属しており、舞台で活躍のほか、ロックバンド『グループ魂』では歌番組『紅白歌合戦』(NHK)にも出場した経験を持つマルチな俳優の1人です。
朝ドラにも出演!ドラマを支える俳優・滝藤賢一
個性的な役を自然にこなす俳優の1人、滝藤賢一さんも名脇役に名前が挙がりました。
テレビドラマ『半沢直樹』(TBS系)では、俳優の堺雅人さんが演じる半沢直樹と同期の近藤直弼を好演。
連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)や『虎に翼』(NHK)などにも出演しており、多くのテレビドラマを支えています。
コントも好評!今や引っ張りだこの俳優・ムロツヨシ
コント番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』(NHK)に出演していたこともある俳優、ムロツヨシさん。
今では、テレビドラマや映画に引っ張りだこのムロツヨシさんも、名脇役の1人として選ばれていました。映画『ボス・ベイビー』の吹き替えでは、主演を務めたこともあります。
幼い頃に両親が離婚し、約40年ぶりに母親と再会をしたことを明かしていたムロさん。
さまざまな経験が、今のムロさんを支えているのかもしれません。
SNSも話題!強面の親しみやすい俳優・遠藤憲一
『エンケンさん』のあだ名で人気を集めている俳優、遠藤憲一さんも名脇役の1人でしょう。
以前は、強面なことから悪役が多かったものの、近年では人間味があふれる役や、温かい人柄の役など幅広い役柄を演じています。
SNSでは、満面の笑みで料理を差し出す写真や動画などを公開しており、親しみやすさも人気の理由かもしれないですね。
主演女優賞も獲得!役へのなじみがすごい俳優・木村多江
続いて名前が挙がったのは、俳優の木村多江さん。
日本アカデミー賞最優秀主演女優賞や、ブルーリボン賞主演女優を獲得している俳優ですが、名脇役に選んだ人が多くいました。
テレビドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』(TBS系)や、大河ドラマ『どうする家康』(NHK)など、多くのテレビドラマに出ている木村さん。
お笑いコンビ『阿佐ヶ谷姉妹』の姉・渡辺江里子さん役を演じた際には、「そっくり」と話題になりました。
芸歴20年で初主演!今や人気ドラマの主人公俳優・江口のりこ
2001年にドラマデビューをした、俳優の江口のりこさん。
2021年に放送された、テレビドラマ『ソロ活女子のススメ』(テレビ東京系)では、芸歴20年目で民放の連続ドラマ初主演を飾りました。
2025年には第5弾まで放送され、人気を博すドラマの1つです。
個性的なキャラクターで作品を支えることが多い江口さん。ドラマに江口さんが出ていると、「全体が締まる」と感じる人もいるのではないでしょうか。
あなたが、「名脇役」と聞いて想像していた俳優は入っていたでしょうか。
主役を支える名脇役にも注目をして、映画やドラマ、舞台などを見てみると、より物語の世界観を楽しめるかもしれません。
[文・構成/grape編集部]