2016年から株式会社集英社の少年漫画誌『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、2020年に完結を迎えた、バトル漫画『鬼滅の刃』。

2025年7月18日公開の映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が公開から25日時点で220億円の興行収入を記録するなど、完結後もその勢いはとどまるところを知りません。

そんな人気が続く中、一条みちる(@chiru_2michiru)さんがふんした、『鬼滅の刃』に登場するあるキャラクターのコスプレ姿に注目が集まっています。

「背景もメイクも、すべてが完璧」「うまく言語化できない…けど、かっこよすぎる」など絶賛の声が相次いだ1枚がこちら!

「上手く言語化できない…けど完璧」 鬼滅・不死川実弥のコスプレがネットで話題
不死川実弥のコスプレの写真

一条さんがふんしたのは、『柱』と呼ばれる最高位に立つ剣士の1人である、風柱の不死川実弥

顔や手に残る深い傷跡や、ツンツンと立ち上がった特徴的な髪型、鋭い目付きなどが忠実に再現されているではありませんか!

さらに細かく見れば、『柱』が振るう日輪刀に刻まれている『惡鬼滅殺』の文字が、右肩に担いだ刀にもしっかりと施されています。

ポージングやメイクだけにとどまらない、ディテールへのこだわりが感じられるでしょう。

風柱・不死川実弥のコスプレ、制作者のこだわりを取材

grapeは、一条さんに、不死川実弥のコスプレについて取材を行いました。

――まず、不死川実弥の最大の特徴ともいえる髪型に目が行きました。この髪型は、どのように再現したのでしょうか。

『鬼滅の刃』のキャラクター特有の束感や毛流れが再現できるよう、資料と細かく見比べながらウィッグを作りました。

「上手く言語化できない…けど完璧」 鬼滅・不死川実弥のコスプレがネットで話題
不死川実弥のコスプレの写真

――刀や羽織など、アイテムの作り込みも見て楽しめるコスプレ写真ですよね。これらの制作方法を教えてください。

日輪刀の鍔(つば)や刃の色、形はすべて手作りで再現しています。立体感を出したかったので、『惡鬼滅殺』という文字も書くのではなく彫り込みました。

羽織りは、光が当たったり動いたりした際に、反射して模様が美しく見えるような生地を選んで作っています。

――不死川実弥特有の鋭い目付きも、忠実に再現されている印象です。どのような工夫を施したのでしょうか。

実弥らしい鋭い目付きになるよう、黒目が小さく見えるカラーコンタクトを選び、撮影時は常にカメラを睨むよう意識しました。

特徴的なまつ毛にもリアリティを追求したかったので、描くのではなく、カットしたつけまつ毛を上下ともに貼り付けています。

再現度の高さに驚かされる不死川実弥のコスプレ姿には、並々ならぬこだわりが詰まっていたのですね。

この1枚には、『鬼滅の刃』のファンはもちろん、コスプレを愛するたくさんの人たちから称賛の拍手が送られることでしょう!

※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。

[文・構成・取材/grape編集部]

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