住人が退去した賃貸物件は、多くの場合、ハウスクリーニングが行われます。
次に住む人がきれいな状態の家に入居できるようにするためです。
では実際のところ、ハウスクリーニングによって、どれくらい部屋の汚れや傷はなくなるものなのでしょうか。
本記事では、空き室清掃の仕事をしている、@zetsubouseisouさんがXに投稿した、空き室の『ビフォーアフター』を紹介します。
1Kの空き室が3時間で…
投稿者さんが今回清掃したのは、主に学生が入居する『学生マンション』の1Kの部屋です。
住人が退去した後の部屋がこちら。



キッチンに水垢などの汚れが少し見られますが、基本的には清潔な印象を受ける部屋でしょう。
この部屋を見て投稿者さんは、「清掃、3時間で終われるかなぁ」とコメント。
その後、公開された清掃後の空き室がこちらです!



ピッカピカ…!
元の部屋も十分きれいでしたが、清掃後は生活していた跡が感じられないほど清潔になっていますね。
プロの『清掃技術』に驚くでしょう。
空き室清掃の人が、どのように部屋をきれいにしているのかよく分かる投稿には、さまざまな声が上がりました。
・3時間でこんなにきれいになるなんて!すごいです。
・「ぜんぜん汚くないじゃん」と思って見たら、仕上がりがきれいすぎてビビった。
・床がピカピカで、見ていて気持ちがいい。
・水回りをきれいにできるのは技術!清掃を仕事にしている人には、頭が上がりません。
・私なら、どれだけ時間をかけてもこれは無理。尊敬しかない。
空き室清掃について投稿者さんに聞いてみた
空き室清掃のプロの技術に興味を持った筆者は、投稿者さんに取材を行いました。
――私たちが普段行っている掃除と、プロの違いはどこにあるのでしょうか。
それぞれのセクションをきれいにすることは、さほど難しくないと思います。
ただ、短時間できれいに仕上げるのは、知識、経験、段取りのよさが必要です。
我々、清掃業者は仕事で掃除をしていますから、無駄を省いて、効果的な溶剤を使用します。
投稿者さんも、仕事を始めた時には段取りが悪く、効率的な動きができなかったといいます。
今回の空き室も以前なら「7時間位はかかっていたと思います」とのこと。
報酬は同じため、より『時給』が高くなるように意識して技術を磨いていったそうです。
仕事を続けて、経験を積んできたからこそできる『スゴ技』といえるでしょう。
空き室の驚くべき『ビフォーアフター』に、多くの人が拍手を送りました!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]