多くの猫は、猫じゃらしのようなオモチャだけでなく、身近にある何気ないものまで『遊び道具』にしてしまいます。

黒猫の筆坊くんとの日常を漫画にしてXに投稿している、夏宇(@720yushin)さん。

「猫と暮らすと、いろんなものの所有権が猫に移転していく」とコメントを添えて公開したのは、筆坊くんの、ほほ笑ましくもちょっぴり困った遊び方についてのエピソードでした。

どうやら筆坊くんは、ゴミ箱を漁ることが趣味のようで…。

ゴミ箱をあさって遊ぶ猫 飼い主がした『対策』が…「この発想はなかった」「採用!」
夏宇(@720yushin)さんの漫画
ゴミ箱をあさって遊ぶ猫 飼い主がした『対策』が…「この発想はなかった」「採用!」
夏宇(@720yushin)さんの漫画

夏宇さんは筆坊くんのために『ゴミ箱ダミー』を準備したのです!

自分専用のゴミ箱に、筆坊くんは大興奮。ゴミ…もとい『宝の山』に頭から突っ込み、額に付箋をくっ付けて、探索から帰還したのでした。

漫画には「声を出して笑った」「かわいすぎる!」という反応のほか、「すごいアイディア。この発想はなかった」「我が家でも採用します!」と、『ゴミ箱ダミー』を真似したいという人が続出しています。

愛猫専用ゴミ箱について、飼い主さんに聞いてみた

夏宇さんいわく、『さっぱり懐かない猫』だという、筆坊くん。自分だけのゴミ箱を手に入れて、どのような様子だったのでしょうか。

grapeは、『ゴミ箱ダミー』を取り入れた、夏宇さんに取材をしました。

――筆坊くんは、どんなゴミがお気に入りですか。

筆坊は、袋を開けた際の切れ端や、ボックスティッシュの取り出し口をペリペリっと取った紙が好きです!

ゴミ箱をあさって遊ぶ猫 飼い主がした『対策』が…「この発想はなかった」「採用!」
夏宇(@720yushin)さんの漫画

夏宇さんが描いた、切れ端で遊ぶ筆坊くん

――『ゴミ箱ダミー』の効果はいかほどでしょうか。

散らかっても構わないゴミなので助かりますし、筆坊も狩猟気分を満喫できて楽しげです。

ただ、筆坊は人間が困ることをしてやっている気分込みで楽しんでいるふしがあります。

私も「あー、またこんなことをしている」などと、適度に困ったリアクションをしています。

以前、公開された漫画では、新しいオモチャによって、新たな一面が引き出された筆坊くんの姿が描かれました。

愛猫のオモチャ選びに迷ったら、ダミーの『ゴミ箱』を用意してみるのもアリでしょう。

ただし、その効果を最大限に引き出すには、飼い主側の『困ったフリ』という演技力も重要かもしれません…!

※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。

[文・構成・取材/grape編集部]

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