夏に欠かせないメニューといえば冷やし中華。さっぱりとしておいしいですが、麺が水っぽく仕上がってしまうことはありませんか。
実はその悩み、『麺の水気の切り方』で解決できるかもしれません!
本記事では、冷やし中華の麺を『ザルで振る方法』と『手で絞る方法』の2パターンを比較してみました。
冷やし中華の麺、水を切る時は…?
まずは通常通りに麺をゆでます。ゆで終えた麺は冷水の中に入れましょう。


水切りの際は、麺をザルに入れてトントンと揺らしました。
手間もかからず手も汚れないので、多くの人が実践する方法ではないでしょうか。

実際に水を切った分の水分量を測ってみると、約20㎖程度でした。
計量カップをそのまま置くと、水の量が見えにくかったため、斜めにしています。

今度は、ゆでて冷やした麺をザルに入れて、軽く手のひらを押し当てながら水気を切ります。
手でギュッと麺を握り込むように、潰さない程度に力強い圧力で行うのがポイント。

こちらも出た水分量を測ってみると、水分量は約50㎖に!
比べてみると違いは一目瞭然で、やはり手を使って水気を切ったほうが、しっかりと水気を切れることが分かりました。

それぞれ食べてみると、手で絞ったほうは余分な水分が減り、タレが薄まらず味がより際立っていました!
ザルで振って水を切るだけでも十分食べられますが、ひと手間加えるだけで、グッと本格的な仕上がりになるのは大きな発見でした。

特別な道具も必要なく、調理の流れの中で簡単に取り入れられる方法なので、今日からすぐに実践可能ですね。
冷やし中華を作る時にはぜひ『水気をしっかり切る』という工程を取り入れてみてください。
店で食べるような満足感を、家庭でも味わえるはずです!
[文/キジカク・構成/grape編集部]