高校球児たちが青春をかけて挑む、全国高校野球選手権大会(以下、甲子園)。

第107回の開催となった2025年の大会では、日本大学第三高等学校(以下、日大三)と、沖縄尚学高等学校(以下、沖縄尚学)が決勝戦に進出しました。

同年8月21日に行われた準決勝では、日大三が14年ぶりとなる決勝進出を決め、沖縄尚学も悲願の初決勝進出を果たしています。

全国の強豪校を勝ち抜き、決勝の舞台に立った日大三と沖縄尚学。繰り広げられる熱戦に、全国の高校野球ファンの注目が集まりました。

2025年夏、甲子園の頂点に立ったのは沖縄尚学!日大三との熱戦を制す

同月23日、曇天の空の下、決勝戦は予定通り10時に行われました。

日大三は1回、1アウト二塁のチャンスから、3番でキャプテンの本間律輝選手がタイムリーツーベースヒットを打ち1点を先制。

2回、沖縄尚学は、2アウト二塁の中、7番の阿波根裕選手がレフトにタイムリーツーベースヒットを放ち、すぐに同点に追いつきました。

その後も激しい攻防が続く中、6回に沖縄尚学の宜野座恵夢選手が勝ち越しのタイムリーヒット。8回にも追加点を奪い、試合は3対1で終了。

107回目となる甲子園で、沖縄尚学が日大三との激闘を制し、優勝をつかみました。

【2025甲子園決勝】 沖縄尚学が優勝! 夏制覇に「初優勝、おめでとう!」「感動をありがとう」
沖縄尚学

初となる全国制覇の栄冠に輝いた、沖縄尚学。

試合が終わると、選手たちの表情には安堵と喜びがあふれ、涙をぬぐう姿や笑顔がこぼれる姿が見られました。

ネットでは、決勝戦を見守ったファンたちから「初優勝、おめでとう!みんな素晴らしかった」や「日大三の粘りも本当に見事だった。

感動をありがとう」といった声が多数上がっています。

日大三と沖縄尚学の選手たちは、試合終了まで気迫あふれるプレーを続け、多くの人の胸を熱くさせてくれました。

決勝の舞台には立てなかった全国の高校球児たちも、それぞれが白球を追いかけ全力を尽くしたはず。

球児たちの熱い戦いは、球場で試合を見守った人々はもちろん、全国の高校野球ファンに大きな感動を与えてくれたでしょう。

[文・構成/grape編集部]

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