春や秋の夕方、玄関灯の周囲を小さな虫がふわふわ飛んでいるのを見たことはありませんか。その正体の1つが『ユスリカ』です。
光に引き寄せられる習性があるため、成虫が多い季節には玄関の周りに群がり、不快に感じる人も多いでしょう。
そこで本記事では、ユスリカ対策に効果的な方法を2つ紹介します。
効果的なユスリカ対策とは

※写真はイメージ
ユスリカは水のある環境で幼虫が育ちます。家庭の側溝や雨水ます、植木鉢の受け皿など、ちょっとした水たまりでも発生源になってしまうことがあるそうです。
生活のトラブル関連のサービスを提供する、シェアリングテクノロジー株式会社が運営するウェブサイト、『生活110番』では、ユスリカ対策について次のように解説しています。
ユスリカの幼虫は水中の中に巣を作る習性がありますが、その巣の原料となる泥やごみがなければ、ユスリカの幼虫も侵入できなくなるのです。
生活110番 ーより引用
つまり、まずは家の周りの水たまりをなくし、定期的に清掃することが発生を防ぐ基本です。

※写真はイメージ
成虫になったユスリカの場合は、窓やドアから侵入してくる可能性があります。これは、ユスリカが光に集まろうとする習性があるためです。
そのため、網戸を閉めたり、できるだけ窓やドアを開けるのを控えたりして、侵入を防ぎましょう。
また、光の中でも、蛍光灯や水銀灯のように紫外線を多く発する照明は、虫を呼び寄せやすくするそうです。
そのため、紫外線を出さない防虫ランプに交換したり、紫外線を遮断できるカバーを取りつけたりするのも効果的です。
防虫剤も上手に活用
網戸に防虫剤を噴射しておけば、網戸に止まったユスリカの駆除ができます。
また、ユスリカの幼虫を駆除したい場合は、幼虫用の駆除剤を水がある場所に使うことで、幼虫の成長を抑えられるでしょう。
ユスリカが大量発生してしまうと、駆除作業は非常に大変です。
本記事で紹介した対策を参考に、侵入を防いでくださいね。
[文・構成/grape編集部]