土用の丑の日に食べる、栄養とうまみがたっぷりのウナギ。2000年以降は稚魚の漁獲量が減り、気軽には食べられない高級魚となりました。
「ウナギを買うのは難しいけれどウナギが食べたい」という人に試してほしいのが、『ある野菜』で作った鰻丼にしか見えない『鰻丼じゃない丼』です。
薄切りのナスでウナギを再現!
4,000円はするであろう鰻丼を100円以下で食べられる、夢のようなレシピを紹介しているのは、食費節約アイディアを発信しているよっち(cooking_yocchi)さん。
皮をむいたナスに切り込みを入れ、電子レンジで加熱したら、柔らかくなったナスを縦に開きます。あとは、多めの油で焼いてから蒲焼のたれを絡めるだけで完成です。

※写真はイメージ
蒲焼のたれをかけた熱々のご飯にナスをのせれば、まるで鰻丼のような一杯に。
実際に作って、鰻丼と食べ比べてみるのも楽しいですね。
今夜のおかずに!簡単でおいしいレシピ集
料理が好きな人でも苦労するのが、毎日の献立です。「レパートリーが少なくて困っている」という人におすすめの、簡単に作れるレシピを紹介します。
ニンニクが食欲をそそる『ブロッコリーの鶏チリあんかけ』
安くて財布には優しいものの、もも肉ほどのパンチがないのが鶏のむね肉。
淡白な味つけになりがちですが、ソースをひと工夫すればもも肉にも負けない、濃厚なおかずが完成します。
むね肉の皮をむいてからそぎ切りにし、ゴマ油を絡めてから片栗粉をまぶしましょう。
サラダ油を引いて熱したフライパンに小房に分けたブロッコリーを広げ、むね肉をのせて2分、蓋をして3分焼いてください。
ニンニク、カットトマト、赤唐辛子などで作ったソースを絡めて、ひと煮立ちさせたら完成です。
煮込み時間の短い『豚の角煮』
食べるのは一瞬でも、作るのに時間がかかる料理の代表格、豚の角煮。
通常2時間近くかかる煮込み時間を短縮するレシピを紹介しているのは、『松竹梅』『宝焼酎』でおなじみの宝酒造株式会社です。
このレシピのポイントは、清酒と本みりんを使うこと。
焼き目をつけた豚バラ肉を、弱火で1時間、本みりんと醤油を足してさらに30分の、合計1時間30分煮込めば完成します。
短時間で作れれば、忙しい日でも食卓に角煮を並べられるでしょう。
電子レンジとトースターで作る『グラタン』
冷凍食品のグラタンであれば電子レンジ調理もできますが、手作りの場合は基本的にオーブンがなければ作れません。
その概念を覆してくれるのが、『レンジ料理研究家』のでんぼ(denbo_kitchen)さん。なんと、グラタンに必要なホワイトソースも電子レンジで作れるのだとか。
耐熱容器に白菜とベーコン、調味料を入れて電子レンジにかけましょう。
あとはボウルでホワイトソースのベースを作り、具材の入った耐熱容器に加え、電子レンジとトースターで温めたら完成です。
[文・構成/grape編集部]