スーパーマーケットで買ってきた肉を調理した時に、予想よりもかたくなった経験はありませんか。
どこで売られているかに関係なく、肉は焼くとかたくなります。
肉は『プロテアーゼ』を含む食材で柔らかくなる
肉と一緒に調理したいのは、『プロテアーゼ』という酵素を含む食材です。
プロテアーゼはタンパク質を分解する性質があり、パイナップルやキウイフルーツ、タマネギ、マイタケ、パパイヤ、イチジクなどにも含まれています。

※写真はイメージ
プロテアーゼによって肉が柔らかくなるメカニズムをチェックしてみてください。
肉を調理する時に役立つライフハック
肉は使う機会が多いので、少しのモヤモヤも早いうちにスッキリさせましょう。
手についた脂のベタベタを簡単に取る方法
ハンバーグや餃子を作る時、肉を素手でこねると手が脂でベトベトになりますよね。洗剤を使えばある程度落とせますが、汚れ具合によっては一度では落ちないことも。
何度も洗うのが面倒な人は、洗剤の代わりに砂糖を使ってみましょう。
大さじ1杯の砂糖を手のひらにのせ、両手を合わせて全体にすり込み、水で洗い流すだけでOK。
砂糖には油を溶かす性質があるので、手につけてこすり合わせるだけでベタベタが取れるのだそうです。
賞味期限が切れてしまった砂糖も、無駄なく使い切れるでしょう。
豚の角煮に浮いた脂を一瞬で取る方法
角煮に使われる『バラ肉』は、豚肉の中でも特に脂が多い部位です。そのため、角煮を作った鍋が冷めると、表面に白い脂がたくさん浮いてきます。
ある程度のかたさがある脂であればスプーンなどでも取れますが、すべて取るとなると手間がかかるでしょう。
そのような時は、角煮が冷える前にラップをぴったり密着させてください。ラップをめくるだけで脂をきれいに取り除ける方法に、驚くこと間違いなしです。
肉をこねる時のビニール手袋のズレを防ぐ方法
ビニール手袋をはめて肉をこねる時、肉の脂に引っ張られてズレてきてしまうことはありませんか。
この悩みが瞬時に解決できる裏技を、アイリスオーヤマ株式会社のTikTokアカウント(irisohyama_official)が紹介しています。
ビニール手袋を両手で持ち、手首部分を引っ張りましょう。たったこれだけで、ビニール手袋がズレなくなるのだとか。
料理以外のシーンでも役立つ裏技なので、知っておいて損はありません。
[文・構成/grape編集部]