きれいに見えても、意外と汚れているのが炊飯器です。「毎日のように使用しているけれど、内釜と内蓋以外、あまりお手入れしたことがない…」という人はいませんか。
おいしいごはんを食べるためには、炊飯器本体のお手入れも必須です。
Instagram上で簡単掃除術を発信している、にも(nimo130_kurashi)さんの投稿から、炊飯器の汚れを放置するリスクとおすすめのメンテナンス方法について紹介します。
きれいに見えても実は意外と汚れている!

にもさんによると、炊飯器を使用すると、蒸気によってお米のデンプン質が広がるのだそう。
これらをそのまま放置すると雑菌が繁殖し、嫌な臭いやカビが広がる原因になってしまいます。
汚れが付着するのは、内釜や内蓋だけではありません。定期的に徹底洗浄の機会を設けることで、汚れをためこみすぎるのを防げるでしょう。
高温多湿の夏の時期は特に注意が必要です。嫌な臭いが気になり始める前に、忘れずお手入れしてみてください。
気になるお手入れ方法は?
炊飯器のお手入れは、炊飯モードをうまく活用して実践するのがおすすめです。
にもさんはまず、内釜が満水になるまで水を入れました。

炊飯器にセットして、大さじ2杯分のクエン酸を加えましょう。

早炊きモードで炊飯します。

炊飯が終了したら、蓋を開けて臭いを確認してみてください。

炊飯器が冷めたら、外せるパーツをすべて外し、台所用洗剤を使ってお手入れしましょう。

本体はキッチンペーパーを使って水拭きするのがおすすめです。

細かい部分には綿棒を使って、汚れをかき出してみてください。

最後は炊飯器をひっくり返して、吸気口をお手入れします。意外とホコリがたまりやすい場所なので、見逃さないようにしてください。

ホコリを放置したまま使い続けると、故障の原因になります。

洗ったパーツは、すべて完全に乾いたことを確認してから、元通りにセットしてください。これでお手入れは完了です。
炊飯するのにやや時間は掛かるものの、パーツの洗浄や本体のお手入れには、それほど手間は掛かりません。慣れれば素早く終えられるので、ぜひ試してみてください。
ごはんを炊いた時に嫌な臭いが気になり始めたら、雑菌やカビが繁殖している証拠かもしれません。
せっかくのごはんを『カビごはん』にしないためにも、定期的なお手入れを忘れないようにしましょう。
実際にお手入れする際には、説明書を確認のうえ、実践してみてくださいね。
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[文・構成/grape編集部]