「人の性は悪なり。其の善なるは偽なり」

こちらは、中国の思想家である荀子(じゅんし)が著した『荀子 性悪篇』の言葉です。

人間の生まれ持った本性は悪であり、善というのは、教育など人為的な努力によって作られたものであるという解釈がされています。

愛猫と暮らす、いるま(@irumandal)さんは、実家に帰った際、荀子の言葉が頭に浮かんだそうです。

しかし、「本性は悪である」と感じたのは、人間に対してではなく…。

障子をビリビリにする猫 家主に捕まってこの表情!「笑った」「表情がよすぎる」
猫の写真

写っていたのは、実家の障子をビリビリに破く、愛猫。

抱えられている時の反抗心に満ちた表情は、まさに荀子の言葉がぴったりでしょう。

障子の右上を見ると、くっきり爪痕がついており、本能のまま行動したことが分かりますね…!

愛猫の写真にネット上では「笑った。表情がよすぎる」「障子を破く猫でスフィンクスは初めて見た」といったコメントが寄せられています。

障子を破く猫、その時の状況は?飼い主さんに聞いてみた!

grapeは、愛猫が障子を破いた時の状況について話を聞くため、飼い主である、いるまさんに取材を行いました。

――障子の上のほうがビリビリになっていますね。どういう状況だったのでしょうか。

これは実家に連れて帰っていた時で、障子を破りたかったというより部屋の外に出たかったようです。

ジャンプをして突破したので高い位置に大きな穴が開いています。

――障子を破かれた時、いるまさんは愛猫に何か声をかけましたか。

この写真がちょうど「これ、やったの?」と聞いている時ですね。猫自身もやらかしたのは分かっているので、現場からは目を逸らしています。

ちなみに、普段の愛猫は、抱っこをされるのが大好きで、甘えん坊なのだとか。

障子をビリビリにする猫 家主に捕まってこの表情!「笑った」「表情がよすぎる」
猫の写真
障子をビリビリにする猫 家主に捕まってこの表情!「笑った」「表情がよすぎる」
猫の写真

障子を破いて捕まった際の表情とギャップがありすぎて、まるで別人ならぬ『別猫』のようですね。

きっとこの時は、むしゃくしゃとしていて、一瞬だけ野生の姿に戻っていたのかもしれません…!

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※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。

[文・構成・取材/grape編集部]

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