1999年に公開された、ケビン・コスナー主演のアメリカ映画、『メッセージ・イン・ア・ボトル』の題材ともなった『ボトルメール』。
誰か宛てのメッセージを瓶に入れて、海に流すというロマンあふれる手紙です。
『偶然流れ着いたメッセージを受け取る』という経験にちょっとした憧れを抱いてしまうものですが、予想外の内容が書いてあることもあるようです。
投稿者さんが防波堤あたりを歩いていると、メッセージ入りのペットボトルが落ちていました。
『河童』からの手紙

※写真はイメージ
『河童』は、水辺に住んでいるとされている日本の妖怪です。
人間と相撲を取るなどひょうきんな面もありますが、水辺に人を引きずり込み、溺れさせるという恐ろしい一面もあります。
その河童から人間に宛てられた手紙には、『地球を守ってほしい』といったメッセージが書かれていました。
「ペットボトルをその辺に捨てるのは環境的にどうなんだ」といった疑問が浮かびますが、地球がなくなれば河童もすみかを失います。
環境問題を考えさせられる、河童からの手紙の内容とは…。
海には『意外な』出会いがたくさん!
地球上の生物は、海から誕生したといわれています。
生命の源となる海に行くと、日常生活では見ることのない『何か』と出会えるかもしれません。
5年越しの『I LOVE YOU』
漫画やドラマなどで、砂浜に文字を書き、波がその文字を消すというシーンを見たことがあるでしょうか。
投稿者さんが見つけた『I LOVE YOU』の文字は、芸術的でありながらも心温まるものでした。
この『I LOVE YOU』をSNSに投稿したのは、文字を見つけた5年後。
長い年月が経ったにもかかわらず、5年前に文字を書いた本人から「誰かに届いていたことが分かって嬉しい」とメッセージが届いたそうです。
映画のような人と人とのつながりが感じられるエピソードですね。
海で餅を拾う
海で拾う物といえば、貝殻や流木。まれに食品包装などのゴミが流れてくることもありますが、餅が落ちているということは通常であれば考えられません。
ある海を訪れた投稿者さんは、火であぶられて膨れ上がった半透明の角餅を拾いました。
投稿者さんが拾った半透明の餅は、漂流してきた『シーグラス』。
波などによって削られて今の形になったのか、元々この形だったのか、思いをめぐらせたくなる『意外な拾い物』をご覧ください。
荒ぶる波といえば…
岩に波が打ち付けられて、白波が立つ風景を見たことがある人は、意外と多いでしょう。
このワンシーンは、株式会社東映が制作した映画の最初に流れるものです。
海岸線を歩く投稿者さんは、岩に波が打ちつけられるのを見て、このシーンを再現。
「今から映画が始まる」といった、ワクワク感を与えてくれる『作品』に仕上がったようです。
[文・構成/grape編集部]